院長の独り言

  • 院長の独り言
    189.サポート

    競泳のインターハイ予選大会である東北大会に行ってきました。

    有観客で応援もあり、いよいよコロナ以前に戻ってきた感じです。

    選手はよく頑張ってくれました(^^)

     

    コロナ期間で失われたチームでの戦い方が少しずつ戻ってきた感じがしました。

    このブログでは何度も触れてきていますが、競泳はチームスポーツだと思っています。

    レースは1人ずつ行うのですが、一つのレースまでに様々な人が関わります。

     

    大会期間中では、快適な控え場所を作ること、適切なタイミングで適切な栄養補給が出来るよう手配すること、モチベーションを上げること、身体のコンディショニングや準備運動を補助することなどなど。

     

    レースをしなくてもチームの力になれることはいくらでもあります。

    前回の福岡世界水泳でも自分のレースを終えた選手の、そうしたサポートが見られました。

     

    当時ナンチャンがリーダーでやっていた“葉っぱ隊”に扮して選手席で踊りながら応援していた選手がいました。

    私が代表チーム以前から見ていた選手も、この葉っぱ隊に加わっていました。

     

    葉っぱ隊の選手達も日本代表ですから自分のチームに戻ればエースで4番です。

    応援されることの多いそうした選手が、慣れない応援する側で頑張っていたのはなかなかお目にかかれない光景でした。

     

    これは誰かが強制したのではなく、選手が自主的に行ったものでした。

    こうしたチームのためを考え、レース以外でも出来ることを積極的に行っていこうという雰囲気がチーム力を高めていたと思います。

     

    世界水泳、競泳も始まりました。

    今回の代表チームもやってくれると思います。

    そして良いレースにはきっと裏で支える人がいるのでしょう。

    そんな想像を膨らませながら観るのも、一つの楽しみ方になるかもしれませんね。笑

     

    これから全国大会に臨む選手の皆さんも、チーム力を高めて頑張っていきましょう!

  • 院長の独り言
    188.裏話2

    福岡世界水泳2023、いよいよ明日23日から競泳が始まります!

    院長の独り言でも前回に引き続き2001年の福岡世界水泳の裏話を☆

    と、その前にこの大会の背景的な部分をおさらいします。

     

    2001年の前年に行われたシドニー五輪において個人3,リレー1個のメダルを獲得し、競泳日本復活の足掛かりが出来て迎えた大会でした。

    しかしシドニー五輪の個人種目、日本人メダリスト3人中2人が休養や引退で不参加となる大会になりました。

     

    海外選手に目を向けるとオーストラリアのイアンソープ選手を筆頭に、有名・注目選手が沢山参加していました。

     

    この大会でテレビ朝日が民放として初めて独占放送をしてくれました。

    現在の競泳放送では当たり前ですが、スタートやゴールした瞬間画面に選手の名前や国旗がコース上に表示されるようになったのはこの大会の放送からです。

    また世界記録等のペースがレース中ラインで表示されるようになったのも同様で、水泳の中継がとても分かり易くなった大会でした。

     

    メディアの努力で面白かったのが、日本記録クイズなるものでした。

    世界水泳の競泳各種目において、視聴者が日本記録を出す人を予想し、実際に日本記録が出たら正解者の中から抽選で1名に100万円が贈られるという企画でした。

     

    こうしたメディアの盛り上げで裏番組であったプロ野球のオールスターゲーム、総選挙の視聴率を世界水泳が上回りました!

    世間の注目も集まったこの大会、競泳のメダルは4つだけでしたがほとんどの選手が準決勝以上に進み、決勝に日本選手が居ないレースがほとんどないほど絶好調でした。

     

    日本新記録(タイ記録も含む)は驚異の19個!(私の記憶に間違いが無ければ)

    水着の劇的な技術革新などがなかったのにこれだけの数の日本記録が出た大会は、他に記憶にありません。

     

    日本水泳連盟の公式マスコット「ぱちゃぽ」やB‘zのultra soulが水泳界に定着したのもこの2001福岡世界水泳からです。

    2001福岡世界水泳は大成功だったとされています。

     

    最近、とある選手が「ベストを出すのって大変!日本代表でも自己ベストってそんなにでないんだから。」みたいなことを話していたことが気にかかりました。

    確かに自己ベストを出すには相応の努力労力が必須です。

     

    しかし自己ベストが出るのは凄い、そうそう出るものじゃないと壁を作ってはいけないと思います。

    福岡世界水泳2001のチームを見ても分かるようにベストは出るものなんです。

    全国大会に向かっているこの時期だからこそ、今頑張っている選手にはベストは出るものと思ってレースに臨んで欲しいと思います。

     

     

    ちなみに日本記録クイズなるものはこの大会を限りに見られなくなりました。

    想定以上に日本記録が沢山出過ぎたからかもしれません。笑

     

    そしてこの企画で100万円を獲得した人の一人は、その日本記録を出した人のおばあちゃんだったことはほっこりする裏話です(^^)

     

    またイアンソープ選手が強かったので、番組的にも日本選手と同じかそれ以上の比重で扱っていました。

    ただ彼が個人メドレーでは日本選手に敗れました。

     

    この時番組で世界水泳の応援役で出ていた女性タレントがソープの敗退を嘆く様子が流れ、日本選手の活躍には触れない場面がありました。

    この様子を見た日本代表の選手たちは、このタレントのことを「これまで好きだったけど今日から嫌いになった!」などと言っていました。笑

     

    まだまだいろいろ思い出しますねぇ。

    私にとって前回の福岡世界水泳は濃厚な思い出の塊です。笑

     

    世界水泳、競泳は23日から始まります。

    今回も皆さんで日本代表を応援し、盛り上がっていきましょう!

    そして全国大会目指している皆さん、頑張っていきましょう!

  • 院長の独り言
    187.福岡世界水泳

    今週金曜日、いよいよ世界水泳福岡2023が開幕しますね!

    前回福岡で開催された世界水泳は2001年で、もう20年以上経ってしまったんですねぇ。

     

    一応2001年大会では競泳チームのトレーナーをさせて頂いたので、ここのところのメディアの報道を見ると懐かしく思い出します。

    最近の選手に2001年大会を知っているか聞くと「まだ生まれてません」とか言われてショックを受けてますが^^;

     

    今回は2001年大会のことで思い出した裏話的なものをちょっと。

     

    世界水泳という大舞台ですから日本代表の選手でも緊張します。

    決勝レースを控え、「前日全然眠れなかった」と話しだした選手が居ました。

    話を聞くとベッドに横にはなっていたけれど眠れなかったとのこと。

     

    横になっていたんだから身体の疲れは取れてるはず、あとは頭の疲れだろうから頭を冷やしてみては?

    良い感じがするようならレース直前まで冷やしてたらいいし、嫌な感じがしたらすぐ止めればいいから。

    と氷嚢を渡してあげました。

     

    そう、接骨院で皆様にオススメしている頭部冷却を提案したのです。

    当時水泳界でレース直前、意図的に頭を冷やす人は私に関係する人以外皆無だったように思います。

     

    大事なレース前に慣れていないことを勧めるんですから勇気も要りました。

    ただ目の前に困った人が居て、それを解決する方法に気付きながら言わないのも後悔すると思い、話したような覚えがあります。

     

    「そうだ。頭が働かない時に“頭冷やしてこい!”って言うだろう?やってみろ。」

    と側に居たコーチの方が後押ししてくれたのも心強かった覚えがあります。

     

    結果、その選手は素晴らしい結果を残してくれました。

    これまで選手・コーチがしてきたことが形になったまでで、頭部冷却は単なるおまけの話ですが。笑

     

    ここでお伝えしたかったのは、結果を残すトップアスリートでも緊張したりネガティブになることもあります。

    ただ諦めず、やれること・出来ることに取り組み、最後まで逃げずに戦っているということです。

     

     

    競泳界ではこれから全国大会に向けた試合が始まります。

    レースを前に頭がボーっとした経験がありましたら、頭部冷却は私的なオススメです。笑

    まだ試合まで日があるでしょうから、試しておくのも良いかもしれませんね。

     

    熱中症(対策)にも頭を冷やすことは非常に有効ですので、アスリートでなくてもお試し下さい。

    嫌な感じがしたら止めれば良いだけの話ですから。笑

    熱中症対策、頭部冷却については院長の独り言169.緊急投稿に詳しくありますのでご参照下さい。

    院長の独り言 の記事一覧 | 2ページ目 (19ページ中) | きくち接骨院 (ktc-web.net)

  • 院長の独り言
    186.2年振りの

    先日、トレーナーをしている盛岡南高校へ陸上トレーニングの指導に行ってきました。

    以前学校で指導したのはコロナ禍前なので、だいぶ久しぶりの学校での指導となりました。

    昨年の東北大会に帯同した時、チーム全員と顔を会わせたのですが。

    この時長い年月先輩から後輩へと受け継がれてきた多くのものが失われてしまったと感じました。

     

    トレーニングでもやり方やポイントなど、先輩が後輩へ教えるという当たり前に行われてきたことが途切れてしまっていると考えられました。

    また以前学校で講習会を行った時に居た選手は一人だけで、結構心配しながら講習会に臨みました。

     

    実際講習会を行うと心配を上回る、生徒の予想以上の吸収力がありました。

    準備や片付けなどももたつかず、普段の部活動が戻ってきているんだなと感じました。

     

    一日半と長丁場の合宿講習会でしたが、集中力が切れて無駄話が始まることもなく、選手は終始集中していました。

    よく頑張ってくれました(^^)

    合宿を通してほとんどの選手の身体に変化が出て、良い講習会となりました(^^)

    毎回のトレーニングでこれだけの変化を出せたら相当伸びるだろうなぁ、と感心する程でした。

    今後の成長に期待大です☆

     

    盛岡は少し前に2023年に行くべき街としてニューヨークタイムズに紹介されました。

    そのせいもあってか今回はホテルの値段が高騰していましたし、観光客が街にあふれていたように感じました。

     

    いろいろとコロナから脱していきますね。

    接骨院も選手指導も進化していきたいと思います!

  • 院長の独り言
    184.ツヨメロ

    院内ではいつも東京FMが流れています。

    普段はこのラジオ放送、私自身流れていても耳に入ってこないことも多いのですが。

    患者様の中にはこのラジオを楽しみにされている方も結構いらっしゃるそうです。

     

    そんな患者様と話題になっているコーナーがあります。

    “マイメロディとひみつのお部屋”という、サンリオのキャラクターが視聴者の悩み相談に答えるコーナーです。

    マイメロちゃんのビジュアルの見えない中、ラジオでは際立つ声と天真爛漫な回答で、ある意味目立つコーナーです。

     

    先日このマイメロちゃんの番組を、芸人の中川家、剛さんが真似たツヨメロちゃんなるものがラジオに登場しました。

    50過ぎのおっさんが無理やり可愛い声色でマイメロちゃんっぽく話すのが耳障り悪く、口汚いのも絶妙に耳を傾けたくさせました。笑

     

    コーナーでツヨメロちゃんへの相談がありました。

    「お父さんが物を捨ててくれず、家にいらない物が溜まって仕方ありません。どうしたらいいですか?」

     

    ツヨメロちゃん「お父さんを捨てたらいいデス♪」

    との回答。

    治療中の私はしごく明快な回答に、笑いを堪えるのが大変でした。(@@)

     

    私の治療もツヨメロちゃんのようにwith笑で、明快なものにしたいなと思いました^^

     

    この時の放送はコチラから

    2023/03/07/火 17:00-19:52 | Skyrocket Company | TOKYO FM | radiko

  • 院長の独り言
    183..謎焼芋

    立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね(><)

    先日、この寒さに合う差し入れを頂きました(^^)

    この焼き芋、接骨院では少々話題になっているモノなんです。

    接骨院の斜め前にある、お世話になっている空手の鈴木道場さんが入っているビルの自動販売機で発売されているものなんです。

    売り切れになっていることが多く、単なる自販機のネタかと患者様達と話していました。

    賞味期限はどうなっているのか、どんな形で出てくるのか、サイズはどうか、など謎に包まれた自販機焼き芋でした。

     

    また値段が500円と高額なこともあり、誰が買うんだろう?とも話していました。

    近所のスーパーでは1本200円くらいで焼きたてホカホカのものを売っていますから。

     

    焼き芋は写真のように、缶ジュースサイズのケースに入った状態で出てきたそうです。

    頂いた時はまだケースごとホカホカ(^^)

    ケースを開けると真空パックのような袋が入っていて、その中に焼き芋が入っていました(写真は表面と裏面です)。

    冷めても美味しいと書いてありましたが、再加熱も出来るようでした。

    賞味期限は1年近くありました。

    サイズはケースに入るよう、小ぶりの芋が3つ入っていました。

    私はレンジで再加熱したのですが、皮から食べられてしっとり甘く、美味しかったです(^^)

     

    値段が高いのは、福祉支援のためのようです。

    詳しくは

    Love 4 Leaf 公式サイト| Love 4 Leaf の活動を通じて、障がいがある方の収入アップと安定的な雇用創出を目指します。

     

    接骨院で話題になっていた謎が一つ解けてスッキリです☆

    差し入れありがとうございました、ご馳走様でした!

    しかし早くこの寒さが収まって、焼き芋頼みの生活から抜け出したいものです。笑

     

    普段頂き物についてブログに載せないようにしてきていますが、今回は接骨院で話題になっていることでしたので特別に上げさせて頂きました。

  • 院長の独り言
    182.問題点

    このブログでは歩行についていろいろと提案させて頂いてきました。

    その歩き方についてですが、大きな問題点を発見しました。

     

    歩き方の延長が走り方になるのですが、私自身走っていて大きな怪我をしてしまい問題点に気付きました。

    先日サッカーの試合、ドリブルでサイドを突破しようとしたときの話です。

     

    ボールをドリブルし始めた瞬間にボールと身体の間に、相手に身体か腕を入れられてしまいました。

    相手が私の胸元をブロックする形になり、私は後頭部から地面に倒れてしまいました。

    軽い脳震盪でそのまま交代…涙

     

    写真のようなプレー、サッカーではよく見られることですが、普通であれば後頭部から倒れるようなことはありません。

    齢は取ったし練習不足とはいえ、そこまで鈍臭くなったとも思えないのですが…(><)

     

    周りのプレーヤーも悪質なファールには見えなかったし、なぜ後頭部を打つほどの転倒になったか分からないとのこと。

    私もいろいろな状況から起こった原因を考えてみました。

    そこで行き着いたのが走り(歩き)方です。

     

    私がオススメしている歩行のポイントをいくつかおさらいします。

    まず歩行の前段階で骨盤から頭までの上体の軸は垂直を保ちます。

    歩き始め、始動のところで重心を後ろから前に移動し、推進力を得ます。

     

    そしてその勢いで倒れそうになる身体を一歩一歩足で運びます。

    上半身が倒れそうになることを保つことで出る腹筋など体幹の筋肉のテンションが、ヨットの帆を張るような、骨盤から前に進むイメージとなります。

     

    この私の理想のランニングフォームの有名アスリートは、何人かすぐ頭に浮かびます。

    陸上では田中希実選手、先日駅伝でブレイクしたドルーリー朱瑛里選手。

    ラグビーでは引退した元日本代表の福岡堅樹選手あたりです。

     

    ※日刊スポーツ「田中希実、日本歴代2位の好記録で女子1500mV」(最終閲覧日2023年1月26日)田中希実、日本歴代2位の好記録で女子1500mV – 陸上写真ニュース : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

     

    このフォームで走ると重心の上下動が少なくなり、重心は一般的な走りより低く保たれます。

    図のように一般的な走りは青い矢印のように重心が高くなりますが、先のイメージの走りだと赤い矢印のように低い重心で走ることになります。

    始動の勢いを殺さず重心を前に置いたままにしている上、上下に力が分散することもないので前への推進力は強くなります。

     

    また体幹の筋群は腹筋など帆を張るように張力を発揮して垂直に保たれると、軸はブレが少なくしっかりとしたもの(剛体のようなもの)になります。

    体幹を剛体(棒状の塊だと思って下さい)と仮定して、前へ進んでいる状態で上下どちらかの端を押さえてしまうと反対側が強く前に進み、回転力が生まれてしまいます。

     

    図が分かり辛いかもしれませんが…説明です。

    左、×印が相手のぶつかったところ、骨盤部の矢印は重心の進行方向です。

    胸の上部(身体の上の方)で止められたので、そこが支点となって下半身だけ前に進み、さらには回転運動が起こってしまいます。(図、中央)

     

    回転運動の結果下半身が持ち上がってしまい、頭は下がり(図、右)、結果地面に後頭部から落ちたということです。

    ちなみに頭を打った当初は頭が痛くて気付かなかったのですが。

    胸の上部を痛めていたので実際に回転運動が起こるようなピンポイントの位置で、当たりも弱くはなかったようです。

     

    オススメしている歩き方を実践する上でのマイナスを発見した気がしています。

    それはスピードを上げて走って身体の上部を進行方向と逆に止められた際は、危険な倒れ方をするということです。

    そう、プロレス技のラリアットを強烈に喰らったように。

    ※飯伏のラリアットを喰らい、縦回転でぶっ飛ぶリコシェ:【プロレス技】ラリアット/ラリアート使い手プロレスラーまとめ-NAVERまとめ 掲載終了 サービス終了のお知らせ – NAVER まとめ

     

    歩行であればスピードも出ないのでこのデメリットに遭遇することはほぼないでしょう。

    サッカーで走っていても一番上の写真のような大きな面で当たる分には問題ないはずです。

    ただスピードが乗った時に身体の上部をピンポイントで止められると危険だ、ということです^^;

     

    皆様にはあまり影響のないデメリットかもしれませんが、一応のご報告でした(^^)

    時間によっては手袋をしていても手が凍えるような寒さの強い日が続いています。

    時間の選択や防寒対策をしっかりして頂き、寒さに負けない歩行をしていきましょう!

  • 院長の独り言
    181.謹賀新年

    新年、あけましておめでとうございます。

    昨年はコロナ禍にあって、きくち接骨院も長期の休診を余儀なくされる時もありました。

    皆様には大変ご迷惑おかけいたしました。

     

    今年は心新たに、皆様の健康、パフォーマンス向上のサポートをさせて頂きます。

    よろしくお願いいたします。

     

     

    年始は実家のある川越に帰りました。

    実家に帰っても、歩行は継続です(^^)

     

    川越は近年観光地として有名になってきています。

    なのでその中に入ってしまうと凄い人込みなので、観光スポットを外からかすめるようなルートでウォーキングしてきました。

     

    近所の、埼玉で一番大きなお寺である川越大師、喜多院です。

    山門から見るだけでこの人だかり(@@)

    3日はだるま市も開催されるため大変な賑わいです。

     

    こちらでは西小仙波町の山車が居囃子をしていました。

    躍り手が正月らしく獅子舞で、子供さんが頭を噛んでもらってました。

    今年も皆様が健康で幸せにお過ごし頂けますように。

    改めて、今年もよろしくお願いいたします!

  • 院長の独り言
    180.冷or温?

    最近、体調が悪いため予約を変更される方が沢山いらっしゃいます。

    今年の冬は寒くなるそうですが、体調崩されていませんか?

    都内のイチョウも綺麗に色づいてきましたね。

    写真は接骨院から高田馬場駅への道の、ロータリーを過ぎた先のところです。

    身近で当たり前な景色ですが、都内のイチョウの紅葉は綺麗だなぁと思います^^

     

    さて前々回出題の歩行view point、月がのぞくビルの夜景がどこか、分かりましたでしょうか?

    正解は山手通りの椎名橋でした。

    西武池袋線椎名町駅の東側にかかる陸橋です。

    この陸橋から池袋方面を見たところが、あの夜景になります。

    接骨院から徒歩だと20分程度と少々距離のある場所だったため、正解者は非常に少なかったです(><)

    これからの時期は寒いので、歩行の際も手袋と耳当て、厚手のウインドブレーカーを着るなど服装にも気を付けたいですね。

     

     

    先日ラジオのパーソナリティーが首を痛めた話をしていました。

    その話の結論が“首は温めないとダメですよ!”ということでした。

     

    まぁ専門家の話ではないですからそういう話もあるかなぁ、と一旦は思いましたが。

    やはり影響力のある所でテキトーな話をして欲しくないなぁと思いました。

     

    私が学生時代ソフトボールで怪我をした時、温めるべきか冷やすべきか分からない時がありました。

    周りに居る友達と先輩が温めるべき、冷やすべき、と言い争いになりました。

    その時の答えは覚えていませんが、意見に力のある先輩の話が正解となった気がします。

     

    最近も周囲で、痛いところは冷やすのか温めるのか、論争をたまに目にします。

    そして正解はどっちか聞かれることがあるのですが…。

    私の答えは「状況によって異なる」です。

     

    こうした質問をする方の多くは、治療家によって方針が違い、温める冷やすの答えの正しい(自分の考えと同じ)人が良い治療家だと判断しているように見受けられます。

    確かにすべてにおいて冷やすべき、温めるのべきという治療家の方も居るかもしれません。

     

    しかし多くの治療家は状況によって冷やす、温めるを使い分けています。

    一般的に言われているのが急性外傷(怪我したばかりで腫れや熱感などの症状がある場合)は冷やすとされています。

    逆に慢性的な痛みの場合は温めるのが良いとされています。

     

    ただ私はこの急性、慢性というだけで判断するのはちょっと違うように思っています。

    冷やすことに関して、本院で取り入れている構造医学では局所冷却といって患部を限定的に冷やすことを行います。

    こうすることで急性期でなくても症状が改善する症例があります。

     

    腰痛でも首痛、肩痛、膝痛、足関節痛などでもそうです。

    ただ理論上良いと思えても、冷やすことが苦手な方は無理しない方が無難なことが多いと経験上思っています。

     

    逆に急性外傷でも、腫れが強く皮膚表面が強張っている時、表層を軽く温めた方が腫れによる圧迫を和らげて良い場合もあります。

    ここの判断基準は文章ではとても表現が難しいので、こういう場合もあると知っておいて頂けたらと思います。

     

    他にもいろいろ状況によってアプローチは異なり、痛みに対して冷やすか温めるかどちらか絶対ということはありません。

    冬は寒いから温め、夏は暑いから冷やしというのも心情的には分かりますが…違います。

    様々な状況を勘案して方向性は見えてくるのです。

     

    それから冷やす、温めるにもポイントがあります。

    例えば冷やし過ぎると凍傷に、温めすぎると火傷になってしまいます。

    また冷やすなら患部のみで患部以外、身体全体が寒くならないようにしなければなりません。

     

    誰でも行えるたかが冷やし、温めです。

    ただやり方や方向性を間違えると身体を良くするつもりが悪くしてしまいます。

    人の噂やメディアの軽はずみ発言などに惑わされず、分からない時は専門の人に聞いて頂くことをオススメします☆

     

    的確な冷やし、温めによって体調を整え、寒い冬も快適に過ごしていきましょう!

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