院長の独り言

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    NP重心移動

    今回はナチュラルポジション(NP)で上肢(肩甲骨から指先まで)の動きと重心移動を連動させるトレーニングです。

    一番のポイントは上肢をリラックスして動かすことです。

    言葉だけ見ると至極簡単ですが、力まずに上肢を動かすことは簡単ではありません。

    また力まずに上肢を動かす前提に、力まずにきっちりとしたNPを作れなければなりません。

     

    したがってまずは力まずにNPを作ることが出来るようにしていきましょう。

    ただNPがきっちり出来ていなくてもこのNP重心移動のトレーニングを行って構いません。

    このトレーニングを行う中で良いNPを作るよう心掛けていくとNP自体も徐々に上手に作れるようになっていきますので。

     

    力まずに肩甲骨から大きく上肢を前後することが出来ると、肩甲骨から指先までが鞭のようにしなります。

    これに重心移動がリンクすると前(上)にも後ろにも指先が大きく移動します。

    重心移動がリンクした腕振りは、リンクしていない時と比べて1~2割くらい大きく動く感じになるかと思います。

     

    重心移動はカカト(後ろ)と母指球(前)の間で行います。

    足の裏は全面が床にピタリと着いたままで、その中でカカトと母指球の間を前後に重心移動します。

    前に行った時にカカトが、後ろに行った時につま先がそれぞれちょっとでも浮いてしまうのはNGです。

     

    また母指球とカカトを意識するあまりその間の部分をしっかり感じない、前か、後ろか、といった重心の移動の仕方もNGです。

    人の足のサイズは20~30㎝程度ですが、この足の裏が感覚的には1mとか大きく感じるくらい繊細な重心移動が求めたいところです。

     

    NPでの重心移動と腕振りがリンクすると、陸上や水泳でのスタートに役立ちます。

    水泳ではバタフライや平泳ぎで前後に大きく重心移動を行いますが、そうした感覚を研ぎ澄ますのにも役立ちます。

     

    もちろん普段の歩行・走行時に重心を前に送るという感覚にも繋がりますね。

    少し難しい感覚かもしれませんが、掴んでしまうといろいろ役立つ感覚です。

    トライして感覚を磨いていきましょう!

     

     

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    インカレ2025

    競泳の日本学生選手権(インカレ)が終わりました。

    今年も母校である鹿屋体育大学に帯同させて頂きました。

     

    母校ではありますが、鹿児島にある大学なので普段はなかなか関わることが出来ません。

    最近はネットで様々情報を得ることが出来ますが、やはり普段から顔を合わせていない難しさ・もどかしさがあります。

    チームの雰囲気は自分が選手だった時から繋がるところがあり、大会終わりは寂しさも感じます。

     

    今年のチームは鹿屋伝統の“インカレ4年生パワー”を強く感じました。

    4年生は大学水泳生活に慣れ、授業が減って疲労回復の睡眠時間も確保しやすく、毎回の練習に良いコンディションで臨みやすいです。

    こうしたことが、4年生のパフォーマンスを高める素地になっているのは間違いありません。

     

    ただそれ以上に最終年をきっちりやり切る、どんな形でもチームを引っ張る、盛り上げる、といった気概が4年生パワーを生み出しているように思います。

    今年の4年生は2名が表彰台に上がってくれました(^^)

    ただ4年生パワーはこうした結果という見える形以外でも沢山見られました。

     

    レースを重ね、疲労で身体も心も折れそうになるところを必死で泳いでいる姿など伝わってくるものがありました。

    レースのないところでは応援や裏方仕事も重要になってきます。

    様々な場面で4年生を中心に、部員全員がチームのために動いているのを感じました。

     

    チーム力、チームカラーというのはこうした一人一人の個性が反映されて醸成されるように思います。

    決勝には残らなくても自己ベスト(PB)を出す人が多いチームには、伸びているな、勢いがあるなと感じます。

    また試合には出なくても応援が大きい・工夫されている、チームメイトの会話内容が前向きなことばかり聞こえてくる等は、ポジティブな雰囲気を感じます。

     

    選手がアップ、ケア、補食、休養とスムースに行えるような段取りなど裏方作業をつつがなく行う人がいると、選手個々、チームのパフォーマンスも上がりやすくなります。

    逆に誰か一人でもわがまま勝手なことをしていると、チーム全体がマイナスの方向に引っ張られてしまいます。

     

    目立つ選手も陰に隠れている選手も、ケガや病気で今はトレーニング出来ていなくても、いかなる選手もチーム力・カラーに反映されます。

    インカレで4年生は引退し、新チームとなります。

     

    また来年、素晴らしいチームとなってインカレで戦えることを、期待しています!

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    235.NPチェック

    以前からご紹介しているナチュラルポジション(NP)。

    簡単そうでやってみると、意外に難しさを感じるかと思います。

    またきっちり出来ているかどうか分からない方も多いかと思います。

     

    そこで今回はNPがしっかり出来ているかチェックする方法を紹介させて頂きます。

    NPがしっかり出来ていないと、同じトレーニングメニューを行ったところで本来の効果が得られませんので。

     

    NPがしっかり出来ると、骨盤から下肢ががっちりとして微動だにしなくなります。

    しかも当人的に力を入れている感覚なく、出来ます。

    これは膝を最大限伸ばして骨盤をきっちり折り込む(股関節を屈曲する)と、腰背部から脚の裏側の股関節を伸ばす、強く大きな筋群のテンションが他動的に出されるためです。

    ※他動的:みずからの意思によらず、他から動かされるさまのこと

     

    しかし股関節の折り込み(股関節の屈曲)が小さいとこの筋群が伸ばされずテンションも出ません。

    そうなると上から押した際にガクガクと動いてしまうのです。

     

    骨盤がきっちり折り込まれた状態から骨盤部を真下に押すと、股関節はさらに屈曲角が増して腰背部から脚の裏側の筋群をさらに伸ばそうと作用します。

    めい一杯引いた弓をさらに引こうとするようなものですから動かないですよね。

     

    しかし股関節の折り込みが足りなければ、中途半端に引いた弓をさらに引こうとするのと同じですからさらに弓を引くことが出来ます。

    さらに言うと骨盤の折り込みが足りないと骨盤が床と平行あるいは前傾とならず股関節の屈曲角が鈍角となります。

     

    そのため骨盤部を真下に押すと股関節の屈曲を緩める方向に力が働いてしまい、腰背部から脚の裏側の筋群のテンションを緩める方向に作用してしまうんです。

    言葉だけで非常に理解し辛い文章となってしまいすいません^^;

     

     

    一見股関節を折り込んでいるようでいて似て非なる形が背中を丸める動きです。

    上半身が両脚の間に入ってはくるのですが、股関節から曲げている訳ではありません。

    筋肉にテンションの出る姿勢でもないので、疲れるばかりで安定もしません。

     

    NPが安定して作れることは基本軸となる動かない土台がしっかりするということです。

    身体の運動は基本軸がしっかりと動かないからこそ、移動軸である効果器の仕事が効率よく行われます。

    背中のトレーニングや水泳でのチューブトレーニングなどでしっかりと取り入れたいところです。

     

    NPでは腰背部から下肢の大きくて強い筋肉のテンションが出ている状態です。

    言い換えれば弓を引いて矢を放つ寸前の状態です。

    したがってこのテンションを開放すると大きな力を発揮します。

     

    この爆発的なパワーは陸上や競泳のスタートなど様々なスポーツシーンに活用出来ます。

     

    今回の動画モデルをしてくれた春太先生もここまで沢山練習して、まだまだですがようやくこの程度まで出来るようになりました。

    当初は上から押さえると大きく動いてしまっていました^^;

     

    簡単ではありませんが出来るようになると様々活用出来、劇的にパフォーマンスを上げるアスリートを沢山見てきました。

     

    チェックをしながら、きっちりとしたNPを作れるようにしていきましょう!

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    234.推し補食

    スポーツの試合の際、通常の食事以外に補食を摂ります。

    以前カーリングチームのもぐもぐタイムが話題になったのを覚えている方もいらっしゃるかと思います。

     

    補食は簡単に食べられ、消化吸収が良く、すぐにエネルギーとなるものが選ばれます。

    昔から王道の補食とされているのは、おにぎり、バナナ、カステラ、補食用のゼリーあたりですね。

    最近の水泳の試合では餅、だんご、をよく見かけるようになりました。

     

    餅、だんごにあんこが付いたものを食べている人がとても多いように思います。

    詳細に栄養素など考慮したことはないのですが。

    私が補食として推したいのがこの“力あんぱん”という菓子パンです。

    岩手県で花巻市を中心に売られているもので、TVで紹介しているのを見て知りました。

    餅で粒あんをくるんだものを、さらにパンでくるんでいます。

    高校の水泳部の先生と話していて、補食として最適なんじゃないかと意見が一致した商品です。

    メーカーとの癒着がある訳ではありません。笑

     

    これは花巻出身の春太先生が帰省した際、お土産に買ってきてくれました。

    花巻ではスーパーやコンビニで普通に売っているそうです。

    今回もらって初めて小さい力あんぱんを見ました.

     

    大きい方で402cal、小さい方で303calのようです。

    これまで大きい方しか食べたことありませんが、シンプルな美味しさで見た目以上に腹持ちも良かったです(^^)

     

    競泳界は大会シーズンです。

    機会があればお試しください(^^)/

     

     

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    233.NP立ち上がり

    前回のナチュラルポジション(NP)からの立ち上がりです。

    ナチュラルポジションは様々なトレーニングのベースの姿勢となり、あらゆる競技に応用が効きます。

    そのため精度高く出来るようになりたいところです。

     

    そのナチュラルポジションを作ったところから立ち上がる際、動画のように前に重心移動をしながら立ち上がってみましょう。

    重心移動に対する身体の各パーツ(特に骨盤)の動きがタイミングよく行われるのがポイントです。

    なお重心移動に伴って、お尻から脚の裏側に出た筋肉のテンションを利用します。

     

    ナチュラルポジションを作ると臀部から脚の裏側に筋肉のテンションが出ますが、これを用いて運動すると筋肉のバネ要素(弾性エネルギー)を用いることが出来て効率良い運動となります。

    自分で“ヨイショ!”と力を入れるような感覚もなく、大きな力を出すことが出来るのです。

     

     

    足の裏で行われるカカトから前への重心移動、脚の裏側の筋肉に出た筋肉のテンションを利用する、この2つを連動させることが非常に重要です。

    陸上や競泳のスタート、ラグビーのスクラムや相撲の立ち合いなど、多くの競技シーンに活きる動きのベースとなります。

     

    ちなみにスタートなど先の競技動作で太ももの前側の筋肉をメインに使っている方も多いかと思います。

    太ももの前側の筋肉は裏側に比べて扱いやすいので、そうされている方も多いのだと思います。

     

    しかしお尻から太もも裏側の筋肉に比べて太ももの前側はパワーに関するトレーナビリティ(いわゆる伸びしろ)が小さいです。

    先の弾性エネルギーを得ようと思ったら膝を最大限曲げなければならないので、フォーム的にも無理が出ます。

     

    こうしたことから大きなパワーが求められるスタート動作などには臀部から脚の裏側の筋肉をメインに使うことが有効です。

     

    ナチュラルポジションからの立ち上がりは、大きなおパワーを出す臀部~脚の裏側の筋と重心移動をタイミング良く連動させるトレーニング、とっかかりとなります。

     

    今回はちょっと専門的な難しい内容に踏み込みましたが。

    是非取り組んで自分のものにしていって下さい。

    ナチュラルポジションが関わる超効果的なトレーニングを今後もご紹介していきます☆

     

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    232.夏バテ

    今年の暑さは本当に厳しいですね。

    熱中症対策は重要ですが、熱中症対策は出来ている方が多い印象です。

    しかしいわゆる夏バテをされている方は非常に多いように、患者様の状態を見て感じています。

     

    これだけの暑さですからちょっとしたことがきっかけで体調を崩すことは多いようです。

    体調は内科的なものだけではありません。

    体調はその人の身体の弱い部分に影響が出やすいようです。

     

    ここのところぎっくり腰の方も多数いらっしゃいます。

    また首肩が痛くて動かなくなったという方も結構いらっしゃいます。

    いずれも筋肉がガチガチになって、思うように使ったり緩めたりが出来なくなっていることが多いようです。

     

    原因として考えられるのが冷房です。

    冷房下、同じ姿勢でずっと居ることで筋肉が緊張しっ放しになり、本来無意識下で緩めることが出来ていたものが出来なくなってしまうのです。

     

    家族の寝る場所の関係で、自分は弱いながら常に冷房が直接当たる場所で寝ていた。

    職場の席が空調の当たる場所にあった。

    外が暑いから冷房を効かせた部屋の中でずっとゆったり過ごしている。

     

    こんな原因が聞かれました。

    我々の専門領域である整形外科的な部分以外で不調を来している方も多々いらっしゃいました。

    熱中症対策的をしても良くならない気怠さ、めまい、頭痛、食欲不振など不定愁訴。

     

    お話を伺うと、冷たいものばかり食べている。

    主食(ごはん)、主菜(おかず、肉・魚)のある食事を摂っていない。

    麺類など簡単な食事、良くて丼物で食事を済ませてしまっている。

    睡眠が足りていない。

     

    こうした方は暑さとのダブルパンチで夏バテに陥ってしまっているのですね。

    皆さん原因はそんなに特別ではなく、些細なものです。

    私も先日試合帯同した際、食事にちょっと野菜が足りてないかなと思ったら酷い口内炎が沢山出来てしまいました。

    この時も暑さと疲労、ちょっとした栄養の偏りからあっという間に体調が下がりました。

     

     

    元プロ野球選手の落合博満さんが選手時代、夏場は熱い鍋を食べることで好成績を残していたことは有名な話です。

    鍋は具沢山でバランス良く栄養補給出来る上、水分の補給も出来ます。

    さらに胃腸が温められて活動のサポートになるとのことです。

    逆に冷たい物を食べ過ぎると胃腸も冷え、活動が鈍ってしまうそうです。

     

    夏バテのチェックに分かりやすいのが体重です。

    思い当たる節が無いのに減っていたら先の例などをご参考に食生活を見直してみて下さい。

     

    熱中症でもそうですが、先のめまいなど不定愁訴について、本院で対応して改善するものもあります。

    点滴などはしたくないがここのところ何となく不調という方など、一度ご相談頂いても良いかもしれませんね。

     

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    231.ナチュラルポジション

    今回ご紹介するのはトレーニングの基本となる姿勢です。

    いわゆる体幹の軸、腰の入った姿勢となり、ブレない体幹に対して上肢・下肢をスムーズに動かすことが出来るようになります。

    この姿勢をきっちり作れるようになると、難しい背中や脚のトレーニングを効果的に行えるようになります。

    またナチュラルポジションを作るために特別力を入れることもありません。

    余計な力を入れずに土台となる部分が固定される(基本軸となる)ので、オモリを扱う部分(移動軸)が自在に動かせるのです。

     

    ナチュラルポジションを作るのに腹圧を高める必要がありますか、と質問を受けたことがありますが。

    腹圧を上げるようなことを特別に行う必要はありません。

    ただきっちりとナチュラルポジションが作れると、いわゆる腹圧が入った状態と同様に体幹がしっかりします。

     

    競泳の陸上練習で行うチューブ引きも、この姿勢をきっちり取って行えると体幹、背中の大きな筋肉をしっかりトレーニング出来ます。

    チューブトレーニングで腕や肩回りばかりに効いてしまう方は、チューブを引く前段階の姿勢に着目したら良いかもしれません。

     

    このナチュラルポジションがきっちり出来るようになると、そうした問題の解決に繋がると思います。

    様々なトレーニングに汎用性の高い姿勢作りとなります。

    是非取り入れてみて下さい☆

     

     

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    230.バウンディング②

    前回のバランスボールでのバウンディングの発展バージョンです。

    競泳のパフォーマンス向上のために行うのはもちろんのこと、一般の方の健康のために行うのにも有用です。

    ただあまりに背中の丸い人や肩の硬い人は真上に腕を伸ばせないので、そうした方は前回ご紹介したバージョンで行っていきましょう!

     

    腕を頭の上で組んでけのびの姿勢(ストリームライン)でバウンディングを行います。

    腕が真っ直ぐ伸びていなかったり軸が曲がっていると、力の抜ける方向が曲がってしまいます。

    そうなると身体は不快・不自然に感じ、無意識に修正していきます。

     

    こうしたことでバウンドを繰り返すだけで真っ直ぐな軸を作ることが出来るのです。

    動画では軽いダンベルを持って行っていますが、ダンベル無しで行っても構いません。

    ただダンベルで少し重さを感じた方が、軸が真っ直ぐかズレているか体感しやすいです。

     

    バウンドしているのに合わせてサポートする人が手の上から真下に少し抵抗を加えると軸が真っ直ぐか確認できますし、力強い軸になっていることも確認出来ると思います。

    ダンベルが無ければペットボトルを持って行っても良いですね。

    頭の真上にオモリを持つので、誤って落とさないようにはくれぐれもご注意下さい(^^)

     

    身体が柔らかいとこのバウンディングにより肩甲骨が背骨の方に大きく寄り、ミゾオチが大きく前方・斜め上に上がってきます。

    肩甲骨が内側に寄って肘-手の平が大きく外に向くような感じも出ますね。

    脊柱の生理的弯曲が理想に近づき、軸がしっかりして肩甲骨の連動も伴い脊柱自体のバネの作用も高まります。

     

    競泳においては非常にきれいな、抵抗の少ないストリームライン作りに直結します。

    きれいなストリームラインの作り方はいろいろあるようですが、私の知る限りこのやり方が一番身体本来の構造を利用した効果的な作り方ですね。

     

    このバウンディングで身体の軸を作れるようになると、いろいろなトレーニング種目の基本姿勢を作りやすくなります。

    簡単でありながら一石何鳥にもなります。笑

     

    是非トライされて下さい☆

     

     

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    229.バウンディング

    今回はバランスボールを用いた簡単なエクササイズのご紹介です。

    単にバランスボールに座って弾んでいるだけです。

    ただボールのサイズが合っていなかったり、座り方が悪いと効果は得られません。

    しっかり骨盤が起きて縦にバウンドする力が伝わっていくと、自然に体幹が真っ直ぐになります。

    見た目がきれいな真っ直ぐになっていくということは、中身である脊柱の生理的弯曲が理想のS字に近づいていくということです。

     

    いくつか気を付ければ、深く考えることなくただバウンディングしていれば軸がしっかりしてきます^^

     

    脊柱の位置関係が整うと腰痛等身体の不調に対しても非常に良いです。

    また軸がしっかりするといわゆる体幹強化につながり、あらゆる動作、競技スポーツの基礎能力を高めます。

    バレエやダンスなどは、この軸がしっかりしていると身体が使いやすいだけでなく見た目も良くしますね(^^)

     

    バランスボールという道具が必要にはなりますが、お手軽ですので是非試してみて下さい。

    慣れないと転倒等のリスクもありますので、ご高齢の方は慣れるまでサポートをしてくれる方が居た方が良いかもしれません。

    足の幅も基本は股関節の広さですが、転びそうだと思ったら足を大きく開いて行っても構いませんので☆

     

     

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    228.WB③

    ウエイトベアリング体操(WB体操)③

    今回は、前回ご紹介したWB体操の簡易版に私がサポートを加えて行うものです。

    ご自身で行うと動きづらい関節へのピンポイントのアプローチが難しいです。

    私がサポートする場合は動きの悪い関節を見つけてそこに適度な圧が加わるようにサポートしながら行えます。

     

    こうすると簡易版のWB体操もかなり効果的なものとなります。

    腰や背中などの痛み、不定愁訴を改善させることもしばしばです。

    スキーのジャンプのようなイメージで立ち上がって頂きます(実際にやったことのある人は限られるでしょうが)。

     

    スイマーにとっては“けのび”でスーっと伸びていくようなイメージも良いかと思います。

    トレーニングで行うスクワットのイメージも同じですね。

     

    ただサポートはかなり繊細な作業となりますので、今回はこんなバージョンもあるとご紹介するのみで。

    真似はしないで頂きたいと思います(><)

     

    競技スポーツにおいては体幹の軸作り、力の伝達を学習するなどのために行っています。

    競泳ではレース前にこれで軸を確認するのをルーティンにしているトップスイマーも居ました。

     

    試してみたい方は接骨院などで直接お伝えください☆

     

     

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