院長の独り言

  • 院長の独り言
    63.足関節捻挫とレッグプレス

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    以前も似たような経験があるのですが、またしてもサッカーで捻挫しました。

    今回は相手に付いていこうと切り返した際スパイクの踵(カカト)の部分がひっかかり、捻ってしまいました。

     

    足関節捻挫というと足首の部分、下腿の骨と足の一番上の部分の関節が捻られて起こることがほとんどです。

    しかし今回私が捻ったのは足の一番上の骨とその下の踵の骨の間の関節を捻ったもののようでした。

     

    腫れや熱感などもないのですが、ふとした時に激痛が走ります。

    足を着くのも激痛の時がありました。

     

    ただ単に立って体重をかけるだけならあまり痛みはありませんでしたが。

    受傷翌日、階段では足を着けない程の痛みがありました。

     

    しかし以前もそうだったように、レッグプレスとインナーサイのセットでトレーニングを行ったら9割方痛みは出なくなりました。

     

    昼休みの10分程度のトレーニングでしたが、夜には怪我した事を忘れるように普通の生活が出来るようになっていました。

     

    踵の骨にはアキレス腱が付いています。

    このアキレス腱は下腿三頭筋(カタイサントウキン)という筋肉につながっています。

     

    この筋肉は腰背部から太ももの裏側の筋肉群と連動して動きます。

    逆に言うと腰背部から太もも裏の筋肉群が硬くなると、踵周りの動きは制限されてしまいます。

     

    もも裏の筋肉群の硬化は一般的な足関節捻挫にも影響しますが、この踵周りには痛みの原因に直結します。

    だからレッグプレスでそこをほぐし、動きを再学習させると痛みが消えたのです。

     

     

    普段、週に1回はトレーニングをするようにしていたのですが、ここ数か月は全くトレーニング出来ていませんでした。

     

    身体のあちこちが硬くなっていろいろと不都合を感じ始めていたところだったのですが…

    もう若くないのでやるべきことをしっかりやっていないと怪我は必然ですね。涙

     

    レッグプレスだけでなく、しっかりと身体作りをしていかなければいけないなぁと再認識させてもらいました。笑

     

     

     

     

     

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    62.剣道の試合を見て

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    11月3日、全日本剣道選手権が行われました。

    母校OBが活躍しそうだという情報が入ったためTV観戦していました。

     

    するとOBの勝見選手が見事優勝!

    面識もない選手ですが、とても嬉しく、誇らしく思いました。

     

    普段から剣道を見る機会はほとんどないのですが、いくつかの発見がありました。

    写真からも分かるように立ち姿勢がとてもきれいですね!

     

    骨盤が起きて、身体の軸はしっかりしています。

    打ち込む時も軸は崩れず、身体から上肢、竹刀と素晴らしい動き出しでした。

     

     

    手元、剣先は小刻みに動いていたりします。

    真剣勝負で力みがあからさまに見えてもよさそうなものですが、ぱっと見る限り肩が吊り上ったりするような動きはなかったように思えました。

     

    写真は決勝の様子です。

    全日本レベルのトップクラスだからこうした動きが出来るのでしょうか。

    それとも剣道というもの、所作などがこうした動きを作るものなのでしょうか。

     

    非常に興味深くTV観戦させて頂きました。

    もっと詳細に詰めて見ていくと、さらに興味深い発見があるかもしれないと思いました。

     

    ともあれ勝見選手、優勝おめでとうございました!

  • 院長の独り言
    61.タブレット

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    本院のトレーニングマシンは私が工場まで行き、細部までオーダーして職人さんに作って頂いたオリジナルのものです。

    これによりballistic resistance trainingを行いやすいマシンになっています。

     

    それでもやり方が異なれば、求めたい効果は得られません。

     

    トレーニングフォームは簡単に理想通りにはなりません。

    しかし理想に近づこうと努力することが、最高のトレーニングとなります。

     

    この理想に近づきやすくなるために、上にあるようなトレーニングの説明を院内のタブレットからご確認頂けるようにしています。

    説明が細かいと難しく感じてしまいますし、ザックリでも伝わらない部分が出てきてしまいます。

     

    様々なことを考慮して、現状のものに改良を加える作業をしています。

    出来上がったものから順次タブレットに上げていきます。

     

    どこまで分かり易いものになるのか。

    乞うご期待!笑

     

    ご意見などございましたら、どんどんお知らせ下さい~

  • 院長の独り言
    60.大会シーズン終了。

    インターハイ、インカレ、国体、その間にジュニアオリンピックと、競泳全国大会のシーズンが終了しました。

    このシーズンまでが夏、終わると一気に秋になる感じです。   期間中は休診になったりして、皆様に大変ご不便おかけいたしました。

     

    シーズンを終える度に私自身も年を取るので、疲労感が増す気がします。笑

    大会中いつも全力を出しているつもりですが、頭と身体がフレッシュな時とシーズン終盤でトレーナーとしてのパフォーマンスが下がってしまっていないか、気になるようになってきました…

     

     

    さて今回話題にしたいのは私の考えるトレーナーとしてのパフォーマンスです。

    ケアやトレーニングについてしっかり対応出来ることは当然として。

    チーム、状況によって求められること、やってはいけないこと、求められてはいないけれど対応したことが良いことなど。

    トレーナーとして取るべき、求められる行動は異なります。

     

     

    たまにあるのですが、リレーオーダーを決めるにあたって(メンバーを誰にするのか、順番をどうするのか)意見を求められることがあります。

    ケアの際選手と話していることが参考になることもあります。

    選手Aは「絶好調です!泳げばベスト出ます!」と言います。

    選手Bは「ちょっと肩が痛くて…。今日はA選手の方が速いと思います。」

    Aは最上級生でチームを引っ張ってきており、Bも潜在能力を高く買われた後輩でしっかりしています。

    2人のベストタイムは同じ位でした。

     

     

    会話を額面通りに受け止めるなら選手起用の優先順位はA、Bとなりそうですね。

    しかしAは先輩としてチームを引っ張るため、自らにも暗示をかけるようなポジティブ発言をしているのかもしれません。

    逆にBは先輩を立てているようで単に自分に自信が持てず、泳ぐ前からダメだった時の言い訳を作っているのかもしれません。

     

     

    Aを優先的に起用すれば有終の美を飾れるかもしれませんし、少なくともBはプレッシャーから解放されます。

    うまくいけば大会期間中のチームの勢いを大いに増す可能性もあります。

    しかしAを優先すればBの成長のきっかけを奪い、来季を見据えたチーム力向上とはならないかもしれません。

     

     

    こうした選手の性格やチーム内でのパワーバランスなどを察するのもトレーナーの能力かもしれません。

    ただこうしたものはチームと共にする時間がある程度ないと分からないことです。

     

     

    意見を伝える前に、絶対に欠かしてはいけないことがあります。

    それは選手の現在のコンディションを客観的に把握し、正しく伝える事です。

    様々な状況が重なると、この当たり前のことが出来なくなります。

    自分でも気付かないうちに情報にフィルターをかけてしまうことがあるので…

     

    またこうした問題以前に、チームによってトレーナーはマッサージだけやっていれば良い(それ以外はやらないことが求められる)というところもあります。

     

     

    こうしたあらゆる状況を正確に把握した上で必要な役割をきちんと果たすことが求められます。

    教科書的なトレーナーの役割だけを果たすのでは、トレーナーとしてハイパフォーマンスを発揮しているとは言えないということです。

    言い換えると状況によって取るべき行動も異なり、目の前の1選手にベストの対応をすることがトレーナーの取るべき対応とは限らないと思います。

     

     

    様々な状況を整理して、ケアの場面だけでなくチームの一員として最善の判断が出来るだけの頭脳。

    仕事が多くなってもケアの質が落ちないだけの体力。

    どちらもハイパフォーマンスを発揮出来るよう、あらゆる要件を満たすべくまた頑張っていきたいと思います。

     

     

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    東京辰巳で行われたインカレの様子。

    オリンピック効果もあって超満員!立ち見客も沢山いました。

     

     

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    インカレで帯同した鹿屋体育大学控え場所にある選手の寄せ書き。

    こうしたものでチームの志気を高めます。

     

     

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    他県の方々から狭い狭いと言われた岩手県のプール。

    それでも池江選手の日本記録が出るなど、とても良いプールだと思います!

     

     

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    岩手県チーム。

    写真のわんこ兄弟を使ったTシャツは全国から高い注目を集めました!

  • 院長の独り言
    59.リオ 陸上男子100m 予想

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    きくち接骨院のオリンピック予想、少々数が多すぎたでしょうか。汗

    まぁ、やると決めたことなので、やりきりますね!笑

     

    陸上の男子100mは、ザ・オリンピック!的な、花形種目ですね。笑

     

     

    ネットで調べたにわか知識ですが、注目選手を挙げてみたいと思います。

     

    ・ウサイン・ボルト(ジャマイカ)

    言わずと知れた世界最速のスプリンター。世界記録保持者。

     

    ・ジャスティン・ガトリン(アメリカ)

    アテネ五輪 金、ロンドン五輪 銅、2013,3015世界陸上 銀

    ボルトのライバル、34才のベテランながら今季調子を上げてきているそうです。

     

    ・ジミー・ビコ(フランス)

    今シーズンの世界ランク1位の割に知られていないようなので、プッシュします。笑

     

    ・ヨハン・ブレイク(ジャマイカ)

    ロンドン五輪 銀

    ボルトの練習パートナーらしいです。昨季は故障に苦しんだそうですが復活を期待されているようです。

     

    ・アサファ・パウエル(ジャマイカ)

    元世界記録保持者。世界陸上やオリンピックの個人タイトルはないので、今度こそ頑張って欲しいです。

     

    ・ダイソン・ゲイ(アメリカ)

    有名なベテラン選手ながらパウエル同様世界陸上やオリンピックの個人タイトルはないようです。陸上スプリント界のジャマイカvsアメリカには欠かせない選手です。

     

     

    月並みですが、私の優勝予想はボルト選手です。

    怪我の状態が気になりますが、これさえ問題なければ。

    勝負強いところをこれまで何度も見てきていますし、昨年も良いトレーニングをしていたようですので。

     

     

     

    日本では桐生、ケンブリッジ飛鳥、山縣の3選手による10秒切りに注目が集まっています。

    3選手の活躍には期待しています!

     

     

    競泳の男子100mでも50秒切りに時間を要しましたが、一人切るとその後続々と切れるようになりました。

    今回の五輪でも男子自由形種目では日本人の決勝進出ゼロとなってしまいました。

    しかし4×100mリレーで出た日本新記録のタイムは個人種目の決勝5位相当ですから、世界との差が縮まっているのは明らかです。

     

     

    壁となっている記録も心理的な限界によるようなところもありますので、陸上100mでも日本選手の誰かが破って一気に世界との差を縮めて欲しいと思います。

     

     

     

    この10秒の壁、かつて破りかけた日本人選手が居ます。

    18年前のアジア大会準決勝で、伊東浩司選手が10.00を出しています。

    この時は速報の掲示が9.99で後に訂正されたので、伊東選手は破りかけたと言っていいでしょう。

     

     

    実はこの伊東選手、私と遠い縁があります。

    かつてトレーニングの修行をしていたジムに伊東選手もトレーニングされていたのです。

    若かりし日の、懐かしい思い出です。

     

     

    現在きくち接骨院にも今は全国区ではないものの、一生懸命頑張っている様々な競技のアスリートが来院してくれています。

    そんな選手達が成長してプロやオリパラなど晴れの舞台で活躍してくれることを思い描きながら...

    残りのオリンピック中継を楽しみたいと思います。

  • 院長の独り言
    58.リオ五輪予想 ゴルフ

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    オリンピック開幕しましたね。

    競泳のトビウオジャパンはかなりの好発進ではないでしょうか。

    かつて関わった選手の活躍なども見られ、頼もしく、興奮しながら見ています。笑

     

     

    さて、先日抽選して私が担当することになった男子ゴルフについてちょっと。

    この種目は勝敗の予想というよりも別次元の話を。

     

     

    私が記憶している当初のオリンピックは「アマチュアスポーツ最高峰の大会」でした。

    しかし徐々にオリンピックの商業化が進み、アマチュア規定が変わってプロ選手も出場するようになってきました。

     

     

    ただプロスポーツではツアーなりリーグ戦なりそれぞれの戦いがあり、その成績如何で選手の収入も大きく変わります。

    オリンピックはイレギュラーな試合となり、ツアーを欠場すれば収入も大きく減る可能性があります。

     

     

    我々一般人に置き換えれば普段の仕事がありながら、町内会やボランティアの仕事もあるような感じでしょうか。

     

     

    町内会の仕事やボランティアの仕事をすることで名誉を得られたり、副次的な収入を得られたりするのならば参加したがる方も多いでしょう。

    ただその間本業は欠勤扱いということになります。

     

     

    本業以外の仕事が増え、本業のデメリットも増え、トータル大したメリットもなければ進んでやろうという人は少ないでしょう。

    増してそこで怪我をしたり体調を崩して本業に悪影響を及ぼすことも考えられます。

     

     

     

    さらにオリンピックの男子ゴルフは日程的に過密でメジャータイトルの全英オープン、全米プロ選手権、プレーオフシリーズなどが前後してあります。

    しかも10億円以上の賞金をもらうこともあり得ます。

     

     

    また仮にオリンピックで金メダルを獲ったとしても、その価値はメジャー大会で勝つことには及ばないのが現在のゴルフ界のようです。

    こうしたことを考えるとプロゴルファー、特にランキング上位の選手がオリンピックに出場するのは非常に勇気のいることなのかもしれません。

     

     

    事実ランキング上位60人の半分近くが出場をせず、有力、トップ選手の辞退が続出しています。

    一番ランキングの低い選手は300位台になるそうで、どうしても興味を削がれてしまいます。

     

     

    日本人選手でもランキング上位2名は辞退していて、池田勇太選手と片山晋呉選手が出場します。

    優勝予想はしませんが、両選手には良い結果が伴うよう応援したいと思います。

     

     

     

    ゴルフと同様の問題はサッカーにも当てはまるようです。

    ヨーロッパの主要リーグは8月に開幕します。

    ですから23才以上のオーバーエイジ枠でも有名選手がほとんど出場しません。

     

     

    選手を抱えるチームにとっては、所属選手のオリンピック出場は戦力ダウンになります。

    怪我や疲労によるコンディションの悪化があれば、オリンピック期間中だけの問題ではなくなります。

    しかもそうしたリスクに対する補償も、私の知る限り万全ではありません。

     

     

    オリンピックでは最高の戦い、パフォーマンスが見られることが最大の楽しみです。

    期間中はいわゆる大人の事情などすっかり忘れて、出場している選手の懸命なプレー、頑張りを期待したいと思います。

  • 院長の独り言
    57.東北大会

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    先日高校生の競泳東北大会に行ってきました。

    今年も岩手県の盛岡南高校に帯同させて頂きました。

     

     

    この大会は県大会を突破した選手のみが出場でき、ここでインターハイ(IH)標準記録を突破するか3位以内になることでIHに出場することが出来ます。

    IHに向け県大会から始まった“負けたら終わり”の大会です。

     

     

    結果は個人で男子2人3種目、女子2人4種目、リレー種目男女とも1のIH出場権獲得となりました。

    学校総合順位は男子5位女子4位。

     

     

    大会全体として記録はあまり良くはなく、決勝ラインを見ても県大会の記録より東北大会の記録の方が低い種目も多々あるようでした。

    盛岡南高校の選手の中にも記録を落とした選手はいましたが、他校と比べればまずまずの結果でしょう。

     

     

    選手たちはよく闘ってくれたと思います。

    ただこの大会を最後に競泳を引退する3年生も居ます。

    もう一段良い結果を出させてやれなかったことに、申し訳なさ、悔しさが残ります。

     

     

    そんな中でIHに行って戦えそうな種目が複数出てきたことが、何よりの収穫です。

    今回出した記録を普通に、ちょっとでも更新出来れば決勝ラインに届きそうなレベルになってきました。

     

    また今年からIHでもB決勝(予選9~16位選手で行われる決勝)が行われます。

    こうしたことも考えると、IH本番に期待を繋いだ大会となりました。

     

     

     

     

    今年も県大会で8位以内になれず、東北大会に出場出来ない選手が数名居ました。

    この数名が女子マネージャーと共に一生懸命選手のサポートをしてくれました。

     

     

    人のために己を犠牲にして一生懸命動くということは、日常生活や大人になってからもなかなかないことかもしれません。

    高校生であればなおさらです。

     

     

    どうすれば選手がレースで力を発揮出来るのか…。

    ストレッチの補助をする、場所取りで快適な場所を確保する、チームの荷物を積極的に運ぶ、ドリンクや補食を摂りやすいようにしておく、ケアなどリラックスする時間をとれるように配慮する、冗談を言って場を和ませる&集中出来る雰囲気を作る…。

     

     

    考えると本当にたくさん選手のためにやれることはあり、サポートの子もしっかり頑張ってくれました!

    こうしたことを懸命に行う人が居て、ただの集団が目標に向かって闘う“チーム”になるのだと思います。

     

    サポートとしての経験は、自分が選手として沢山の方々の支えのもと成り立っていると、改めて感じる機会になります。

    また“次は自分が選手として活躍するんだ!”と思わせてもくれます。

    今回の経験を基に、人として選手としてさらに成長してくれたらと思います。

     

    また過去にこうした経験をして、翌年個人でIHに出場した南高校生もいます。

    今年サポートに回った人は次回活躍出来るように、今年選手だった人は全国でも活躍出来るように、頑張って欲しいと思います。

     

     

    まずは8月17日から広島で始まるIH!

    私もしっかり準備して、サポートさせて頂きます!

  • 院長の独り言
    56.マシンメンテ

    本院も開業して10年以上が経過しました。

    時間が経つと様々なところが劣化してしまいますね…。

     

    先日、トレーニングを専門に研究されている方が遠方からマシンの見学にいらっしゃいました。

    本院のマシンは一般的なメーカーにない特殊加工を加えるなど、こだわりのオーダーを細部まで職人さんに手作りして頂いてます。

    他所にないものなので、わざわざいらしたとのことでした。

     

     

    マシンの動きを確認してもらうと

    「凄い!」「とても10年以上使っているマシンとは思えない」

    とお褒めの言葉を頂きました。

     

    職人さんの技術にプラスして、自分で言うのも何ですがスタッフによる日々のメンテナンスの賜物だと嬉しく、誇らしく思いました。

     

     

    しかし…

    下の写真はインナーサイの脚に当たるパッドのところです。

    脚で擦れる部分ですから劣化も早くなる場所ではありますが、傷みが酷くなってきました。

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    そこでパッドを交換することにしました。

    まずは傷んだパッドを外し…

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    職人さんに準備して頂いた新しいパッドに付け替えます。

    この新しいパッド、実は以前のもに少しだけ改良を加えています。

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    全ての人にプラスに働く改良点ではないのですが…

    実際にご利用頂いて、違いを感じて頂けたら幸いです。

     

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    これがパッドをリペアしたインナーサイです。

     

    他のものも含め、マシンのコンディションはメンテナンス次第でまだまだ上がります。

    動作パターン障害の克服、効率良い身体動作獲得のために、これからもマシンの状態を維持向上していきたいと思います(^^)

  • 院長の独り言
    55.腕相撲 -続編-

     

    前回、手が小さいから握りづらく、腕相撲が苦手という話をしました。

    まずはこの話の補足です。

     

     

    手が小さいなら腕も短く、物理学的には強いはずでは?と思われる方もいるかもしれません。

    腕相撲を腕だけで行うならこの物理通りかもしれません。

    実際腕相撲でハンデをつける時、強い人が弱い人の手首を持つという形をとりますから。

     

     

    しかしこのハンデ戦、感じる方は多いと思うのですが、弱い方は手で握るものがないのでなんとなく力が入らない気がしませんか?

    逆にハンデをつけたはずの手首を握っている人は、相手の手首の太さ如何では手の力が入り易い気がしたりしませんか?

     

    身体の使い方、手のサイズに対するフィット感などで誰もがそう感じるとは言えませんが。

    こうしたことが物理学だけでは簡単に説明のつかない人体の不思議(仕組み)と言えるかもしれません。

     

     

    ちなみに手指に力が入らないと、これと連動する筋群も100%の力を発揮出来ないということが考えられます。

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    トレーニング仲間にアームレスリングの大会で活躍する人がいました。

    この人も父親同様、ことあるごとに「腕相撲やろう!」と言いだし、その度に私は片手相手に両腕で勝負させられました。苦笑

     

     

    その人には腕相撲のコツをいろいろと教わりました。

    絵を見て下さい。

     

    普通は黄色の点線矢印のように相手を倒そうとします。

    ただ大抵の相手も同じように押してくるので力の方向が真逆になって単純に力の強い人が勝てるのです。

     

    これを赤い矢印のように肘を曲げるあるいは伸ばすように力を加えてみます。

    すると相手の力はこうした方向に全く働いていないので簡単に均衡が崩れます。

    力の働いていない方向に動いてしまうと相手はなす術もなく倒れてしまいます。

     

     

    他にも力を入れるタイミングや手の組み方などいろいろ教わりました。

    腕相撲も力だけでなく、テクニックの勝負もありなんだということを知りました。

     

     

    ただ手の組み方についてはやはり手の小ささから私に実践出来るものはないようで。涙

     

     

     

    さて、前回冒頭の親戚同士の勝負の結果です。

     

    義理の兄も昔から結構強かったようで、私との決勝になりました。

    やるからには負けたくないので私もテクニックを用いて戦いました。

     

    結果なんとか勝ちましたが腕を痛めてしまいました。涙

    やはり、、、勝っても腕相撲は好きになれませんねぇ。

  • 院長の独り言
    54.腕相撲

    by:In a N.Y. State Of Mind

    by:In a N.Y. State Of Mind

     

    先日、親戚の集まりがありました。

    ある程度お酒が入り気分の良くなった父親が、「腕相撲やろう!」と言い出しました。

     

     

    昔は腕っぷしが強かったのか、酔うと度々言い出します。

    中学か高校になって父に勝てるようになったのですが、負けた当人は全く覚えていないようです。

     

     

     

     

    私は長年ウエイトトレーニングをやってきて、指導もしています。

    トレーニングしている = 力が強い = 腕相撲が強い と思われます。

     

     

    しかし筋力発揮にはいろいろなパターンがあり、腕相撲のようなパターンは鍛えていません。

    というよりこのパターンは鍛えたくありません。

    そんなこともあって腕相撲は苦手だし嫌いです。笑

     

     

    私の通った高校は、当時TVバラエティで流行った腕相撲コーナーの“高校No1”が卒業した学校でした。

    その影響で休み時間などみんなでよく腕相撲をしました。

     

     

    ただ当時から「筋肉あるのに大したことないなー」みたいなことを言われたりしてました。

    ちなみに昔ゲームセンターにあった腕相撲ゲームでのランクは、「町の力持ち」程度でした。笑

     

     

    腕相撲が弱いのにも原因があります。

     

    まず手の小ささです。

    私の手は一般的な女性とほぼ同じ大きさで、これまでに私より手の小さな成人男性と会ったことがありません。

     

    手が大きいと、相手の手を大きく包み込むように握れ、腕を倒すために働く筋肉群が活動しやすい状況になります。

    逆に手が小さいと握りが浅くなり、腕の筋肉が働きにくくなります。

     

     

    腕相撲の筋力の発揮パターンについては長くなりそうなのでまたの機会にお話ししますが。

    この筋力発揮パターンにより腕相撲は怪我の多いものとなっています。

    私も先日痛めたのですが、怪我しやすいのも腕相撲を避ける理由です。苦笑

     

     

     

    今回は腕相撲に関するネガティブな話になってしまいました。涙

    次回は腕相撲続編でポジティブなお話をしたいと思います☆

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