院長の独り言

  • 院長の独り言
    73.肋骨負傷とトレーニング

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    先日、またしても肋骨のところを痛めてしまいました。涙

    サッカーで相手の肘が軽く入っただけだったのですが…

    何度も痛めている箇所なので、軽い刺激でも痛めやすくなってしまっています。

     

    私も週に1回は軽くトレーニングをするようにしています。

    そうすることで健康を保ってきています。

     

    今回痛めた前の週、身体が相当硬くなっているのでトレーニングの必要性を感じていました。

    ただ疲れ切ってしまっていて、トレーニングをサボってしまったのです。

     

    私の身体は胸筋群から腹筋群、腰背部から臀部、下肢へと硬化が進んでいくことが多いんです。

    胸筋群、腹筋群、腰背部の筋肉は直接肋骨につながっている筋も多く、

    硬化すると肋骨を引っ張った状態を作ってしまうのです。

     

    この肋骨が強く引っ張られた状態で横から力が加わったので、元から弱い肋骨部分が痛んでしまった訳です。

    これまで何度も痛めている箇所なので、今では通常時でも左右の肋骨の位置は異なります。

    痛めた直後はこの差がびっくりする位大きなものとなってしまいました。

     

    しっかり固定して肋骨が少し良くなったと思った4日後、

    身体の硬さに耐えかねてトレーニングをしてみることにしました。

    肋骨が動いてはまずいので上半身はやらないことにして、レッグプレスからやることにしました。

    もちろん肋骨部の固定はしっかりした状態で。

    レッグプレス

    しっかり腰を引いて軸を作り、おもりを踏み込んでみたのですが…

    患部でバキッというような感覚がして、なんとなく痛みが走りました。

     

    負荷が強い訳でもないので気のせいということにして、3セットほど行いました。

    セットを重ねるごとに脚が緩むのを感じられたのですが、

    それ以上に肋骨の痛みが強くなり 「これはヤバイ!」と感じて中止しました。

     

    明らかに肋骨は悪化し、帰りに自転車を漕いでいても痛みを感じるほど悪くなってしまいました。

     

     

    トレーニングでは、体幹に対して四肢が動くことで運動を行います。

    レッグプレスでも体幹という動かないものに対して下肢が動くことで鍛えられます。

     

    ただこの体幹部分も剛体としてしっかりとしていなければ、下肢が安定して動くことは出来ません。

    肋骨はこの体幹部分が硬い剛体となるために、建物で言う柱か梁にあたるような、非常に重要なパーツです。

     

    またしっかりとした軸の入った姿勢で行うトレーニングでは、

    意識しなくても体幹部分の筋群は大きな活動をしています。

     

    改めて考えるとこのような状況下でトレーニングするということは、どう考えても無理なことでした。

    こうしてトレーニングもストレッチもままならずに時が過ぎ、身体にはいろいろな変化が生じてきました。

     

    長くなってしまったので、この先はまた次回☆

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    72.行動に表れる?

    先日近所のスーパーで、プロボクサーで世界タイトルに挑戦したばかりの方を見かけました。

     

    キャラの立つ選手だったためTVで数回見ただけでしたが、なんとなく気付きました。

    最初は単に似ている人かと思ったのですが、まぶたの上に試合の傷跡があったので9割方間違いないと思いました。

     

    買い物されているものがちょっと見えて、100%本人だと確信しました。

    こちらから見えた限り、買われているのは大量のフルーツでした。

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    どういう理論の基食事されているのかは分かりませんが、

    あの徹底ぶりは単なる健康おたくのレベルではないように感じました。

     

    本気で何かを成し遂げようとしている人は、傍から見ても行動に表れるんでしょうね。

     

    ちなみに私がその時買ったものと言えば…

    野菜と…お酒でした。笑

     

     

     

     

  • 院長の独り言
    71.キレてる!?

    ネットの記事を読んでいて意味がよく分からないことがありました。

     

    「キレてる」という言葉です。

     

    長州力(小力)さんが使っていれば、「キレてる」=「怒っている」で間違いないんでしょうが。笑

     

    筋肉の話の中で「キレてる」といった言葉が出てきていました。

    皆さんはこの場合どういった意味だと思われますか?

     

    私が多いと思う答えは動きが鋭い、速いといった、動作に関するものです。

    「ダンスがキレキレ!」とかスポーツの試合で「この選手キレてますね」とかいった褒め言葉は良く耳にします。

     

    もう一つ思い浮かぶのは、ボディビルダーの褒め言葉として有名な「キレてる」です。

    この場合筋肉の見た目の話で、筋肉の割れ目が深かったりシャープに見えるものを意味しています。

     

    私が読んだ記事では身体作りの食事が話題に挙がっていて、「キレのある肉体を作る」といった表現がありました。

     

    動きのキレを求めるなら食事よりもトレーニングの方が効果は大きいと考えているのですが、食事で動きが良くなるのでしょうか…

    知り合いのボディビルダーは試合で高得点取るために食事制限をしていましたが、そういった意味だったんでしょうか…

    キレてる

    考えれば考えるほどよく分からなくなってしまいました。汗

    記事には文字数制限があったりするのかもしれませんし、我々読み手に思うように伝えられないこともあるのでしょうね。

     

    振り返って我々も指導の場面やこのブログなどでも誤解を招かないよう、表現方法を気を付けたいと思います!

     

  • 院長の独り言
    70.足のうら

    足のうら

    先日、自分の健康のために小一時間ほど歩きました。
    最近はトレーニングも含め、自分の身体のために運動する機会がめっきり減ってしまっています(><)

    接骨院開業前は少なくとも週に3回、多い時は週に6回以上トレーニングやスイムなどをやっていたものですが…

     

    この前歩いていて、重心の移動について改めて感じるところがありました。

    細かなところは抜きにして。

    歩いている時足のうらを重心が伝っていくことは、非常に重要だと再認識しました。

     

    トップページの上の方から「歩行」について書いてあるところに入れます。

    そこに重心の移動についても軽く書いていますので、よろしければご覧ください。

     

    で、「歩行」のページでは踵から拇趾球(ボシキュウ)へ重心を移動することを書いています。

    実はさらにその先、足先のところは薬指のあたりに重心移動して足が離れるのが理想的な重心移動とされています。

     

    こうした重心移動を伴った歩行を行うと、おのずと体幹に対して脚が捻られながら大きく動きます。

    すると反射的に上半身も連動し、身体全体が求めたい自然で効率的な使い方になっていきます。

     

    良い歩行を導くために意識する部位や方法はいろいろとあります。

    その中でもこの足のうらの重心移動に意識を置くのは、とても分かり易いものとなりそうです。

     

    歩くのが苦手な方でこの重心移動がうまくいっていない方は非常に多いように思います。

    接骨院にいらしている方だけの話ではなく、一般の外を歩いている人を見ていてもそう感じます。

     

    歩行については様々な方向から、機を見てお話していきます(^^)

  • 院長の独り言
    69.リダクター

    お正月は暖かかったものの、ここのところ寒くなりましたねぇ(><)

     

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    写真は座位整復台(ザイセイフクダイ)にて脊柱(背骨)の処置をしているところです。

     

    この寒い季節に裸になってしかもあの金属製の器具を当てるなんて…。

    見るだけで寒そうです。涙

     

    でも、安心して下さい!

    そんなに寒くないですから!

    (まさか、今さらこのフレーズ!)

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    室温は外に比べて相当温かく設定されています。

    また金属製の器具、リダクターも今冬より写真のようにホットパックで温めています。

     

    構造医学では冷やすことが多く、他所では冷えるからヨシ!とされる先生もいらっしゃいます。

    私もヨシ!とは思っていなかったのですが、これまで寒くならなくする術を考え付かなかったもので…

    やってしまえば何とも簡単なものですね。

     

    いつでもタイミング良く温められる訳ではないので毎回、

    “あったかいんだからぁ~♪”という訳にはいきませんが。

    (もう誰も言わなくなったフレーズ再び!)

     

    ブログを読んで寒くなったという方、今回はご容赦を。笑

     

    治療では寒さを感じてしまう機会がなくなるよう、今後も試行錯誤していきたいと思います。

     

  • 院長の独り言
    68.謹賀新年

    新年あけましておめでとうございます。

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    写真は大晦日の診療終了後の年越しそばでした。

     

    大晦日は混雑してしまい、長時間お待たせしてしまった方もいらっしゃり、申し訳ございませんでした。

     

    ここのところ空いている時間と混雑してしまう時間のギャップが激し過ぎて…

    ご予約のところで混雑しないよう配慮をしてはいるのですが、上手くいかず…

    今年はこうしたところも上手くいくよう心掛けて参ります。

     

     

    さて、下は年末のアメトーーク特番で行われた運動神経悪い芸人の一コマです。

    運動神経悪い芸人皆さん力んでいるから力を抜いてやってみて、といったところ

    バスケのドリブルシュートが上手くいったくだりのところです。

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    私共もざっくり言うとこうしたところを求めています。

     

    患者様も上手くやろうとするためにかえって力が入り、

    ジレンマを抱えながら取り組んでいらっしゃる方がいます。

    トップ選手から大きな障害を抱える方まで、

    多かれ少なかれこうしたことによる問題を抱えています。

     

    こちらの指導の仕方にも向上の余地が多分に多分に多分にありますので、

    今年はこうしたところも大いに努力していこうと思っています。

     

    いつもいつも皆様にご迷惑ばかりおかけしておりますが、

    今年も一つずつ成長しより良い治療、対応の出来るよう努めて参ります。

    今年もよろしくお願いいたします。

     

    皆さんも健康で幸大き一年でありますようお祈りいたしております。

  • 院長の独り言
    67.講習会

    先日、都庁水泳部さんの研修会において身体のケアについて実技&お話しさせて頂きました。

     

    学生スイマーを指導することは多いのですが社会人スイマーを相手に講習を行うのは久しぶりで、楽しみにしていました。

    普段から接骨院に通ってらっしゃる方もいらしたので、雰囲気をなんとなく感じていたつもりでしたが…

    予想以上に皆さん熱心でした!

     

    こちらも話しっぱなしで終わってしまうのはもったいないので、メモを取れるような準備をしたりはしていましたが。

    かなりぎっしり書き込んでらっしゃる方もいらっしゃいました。

    会場の時間も長くはないので早め早めに進行しましたが、こちらが時間を切らないとまだまだやり足らない!といった感じでした。

     

    30年前の国体選手などスイマーとして大ベテランの方や我々のような医療従事者の方もいらっしゃり、深く広い知識をお持ちでした。

    そうした方々から受ける質問は学生スイマーとは視点の違うものもあり、こちらも改めて気付かされるものがありました。

     

    下の写真は今や一般的になっている「ウイングストレッチ」です。

    現在ではいろいろなところで見かけるようになりましたが、競泳界でこれを最初に取り入れたのはおそらく私が現役だった時のチームでした。

    オリジナルがこだわってやっていた部分が、ちまたでは抜け落ちてしまっているのを散見します。

    今回はその辺りのポイントもしっかり押さえられるようにお話させて頂きました。

     

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    浅井先生もサポート頑張ってくれて、参加者の方々からお褒めの言葉を頂きました(^^)

    サポートといえば本来私と違う側面から話す講師として来て下さった田沢さんもサポートして下さり、本当にありがとうございました。

     

    当日は私の勘違いでせっかくご用意頂いたプロジェクター等活用出来ず、水泳部の方々にはご迷惑おかけいたしました。

    また参加された都庁水泳部の皆さんが好意的で、熱心に取り組んで下さったので有意義な講習会となりました。

    本当にありがとうございました。

     

    参加された皆さんが好パフォーマンスを発揮できるよう、期待しております!

    この日の写真が他にも入りましたら改めてアップさせて頂きます☆

     

  • 院長の独り言
    66.入浴時の注意点

    寒い日が続きますねぇ。

    患者様の中にも体調を崩されている方が続出しています。

     

    ここのところ冬場のお風呂に関する話が続いてます。

    一度は聞いたことのあるような、当たり前の話の積み重ねばかりになっています。

     

    しかし接骨院には最近疲れの抜けが悪いとおっしゃりながらお風呂には浸からない人が、想像以上に沢山いらっしゃいました。

    そんな方々のお風呂に浸かるきっかけになればと思っています。

    今回はお風呂に入る際注意したいこと、特にご高齢の方に注意して頂きたいことを中心にお話しさせて頂きます。

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    ・お風呂場、脱衣室をあらかじめ温めておく

    この時期の脱衣室、お風呂場は非常に寒いです。

    お風呂に浸かる前に凍えてしまう位です。

    ご存じのことと思いますが、急激な寒さ(温度差)は心臓血管系に大きな負担をかけます。

     

    お風呂場自体を温かくするちょっとした工夫は前回書いていますので、ご興味のある方はそちらもどうぞ。

     

    ・熱いお湯より ぬるめのお湯

    温かいところから寒いところもそうですが、冷え切った身体が急激に温められることでも血圧が急上昇します。

    寒いからこそ熱いお湯に急いで浸かろう!というのは危険です。

     

    気持ちの良い湯温は42度程度だそうですが、急激な血圧変動を避けるには41度以下のお湯の方が安全だそうです。

     

    ・入浴前にも給水を

    長風呂で絵のような“のぼせ”や熱中症になることもあります。

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    風呂上りの牛乳はおいしくて水分補給は重要ですが、入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくとこうしたものの予防になります。

    入浴中も良いでしょう。

     

    ただ入浴前、入浴中の飲酒はダメです!

    私の大変お世話になった方にこのために亡くなられた方がいらっしゃるので、自信のある方にも絶対止めて頂きたいです…

     

    ・一度に長くではなく数回に分けてお湯に浸かる

    バスタブに浸かるのも、一度に長くより数回に分けて浸かる方が“のぼせ”防止にもつながりますし、身体の芯からポカポカにしてくれます。

    肉の塊の表面を焦がさずに中まで火を通す方法に、数秒火をかけて数秒休み、また火をかけて休み、というのを繰り返す方法があります。

    これと同じですよね(^^)

     

    ・お風呂から上がる時も気を付けよう

    お風呂で温まることにより、心臓血管系には少なからず負担がかかっています。

    そうした状態で急に立ち上がると起立性低血圧になるなどのリスクがあります。

     

    お風呂から上がる際はゆっくりと、ご高齢の方は確実に何かに掴まって立ち上がるなどして下さい。

    もしふらっとしたら、足先に冷水をかけてあげると良いでしょう。

     

    ・体調の悪い時は避ける

    お風呂に浸かると血行が良くなるので全身が温まり、メリットがあります。

    ただ血行が良くなるのは心臓血管系が通常より活動するということですから、身体には多少の負担がかかっています。

     

    なので、体調の悪い時はそれ以上の負担をかけないために入浴は避けた方が良いのです。

     

    ちなみに食後すぐは胃腸に血液が集中するため、お風呂でさらに全身の血行を良くしようとすると頭に回る分が不足するため気分を悪くすることがあります。

     

    ハードな運動の直後も使われた筋肉に血液が集中しているため、同様のことが起こりかねます。

    激しい運動をした時も、直後は避けて少し時間を置いてから入浴する方が良いです。

    これは私も経験がありますが、アスリートにとって落とし穴かもしれませんね。

     

     

    思い付く入浴時の注意点を挙げました。

    気持ち良くなりたい、体調を良くしたいから入浴をするのでしょうから、入浴で体調を崩すようなことは避けたいものですね。

     

  • 院長の独り言
    65.温かく入浴する方法

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    以前ご紹介した方法もあるかとは思いますが、私も実践している入浴方法です。

    快適なお風呂にするために、すでに調べたり対策を立てていらっしゃる方も多いかと思います。

    既にご存じのこともあるかと思いますが、意外に対策されない方も多いようです。

    冬を快適に過ごすためにもご参考にして頂けたらと思います。

    ①バスタブをカラン(蛇口)からでなく、シャワーから出すお湯で溜める

    こうするとお湯が空気に触れる部分が増えます。またお湯がある程度溜まると水たまりに雨が降る時と同じようにバスタブでお湯が跳ねます。

    これらによりお風呂場の空気がお湯で温められ、湿度も非常に高まります。

    自家製ミストサウナといったところでしょうか。

    これを行えばバスタブにお湯を溜めている途中の段階から、その脇で身体や頭を洗っていてもそんなに寒くありません。

    逆にこのミストサウナ状態が長くなるとお風呂場が熱くて我慢できない位になることもあります。(お風呂場のサイズにもよりますが)

    身体を洗っている時に行うと効果を実感し易いです。なおシャワーの位置は高い方が、 お湯の温度も高い程効果的です。
    しかし湯温が高いと誤って直接身体にかかった時はやけどの危険があります。

    また金属など温まりやすい場所にずっとお湯が当たっているとその部位はやけどする程熱くなるので注意が必要です。

    このやり方でバスタブにお湯を溜めた場合、カランで溜めた時よりバスタブに溜まったお湯はぬるめになるのが難点です。
    なおこのやり方はシャワーを掛けておく所とバスタブの位置関係がシャワーの届く場合には使えます。

    しかしお風呂場が大きい等、この位置関係が整っていないと出来ません。

    ②シャワーやかけ湯等を排水口からなるべく遠いところで行う

    お風呂場が寒い時は、風呂場の床も冷え切っています。

    排水口から遠いところでかけ湯を行うと、お湯が流れながら床を温めます。

    しかしこのお湯がすぐに排水口から流れてしまうとお風呂場の外の排水管を温めて、お風呂場を温めることはありません。

    なお大抵のお風呂場は排水口が奥にあり、手前に入口となっています。

    入口付近はドアを閉めていても空気の出入りがあるので最初は逆に寒いと思います。

     なので本当に寒い時は、身体と同時に床にもかけ湯をするような感覚でたっぷりめのお湯を流してみて下さい。

    温まりの早さが違うことを感じて頂けるかと思います。

    ③連続してお風呂に入る

    ご家族がバラバラの時間に入浴するより、1人入浴が終わったらすぐ次の人が入るようにします。

    そうすることでお風呂場が冷める時間がなくなります。

    一番風呂、一人暮らしの方にこの対策は通用しませんが…

    ④換気扇を切っておく

    温まった空気を逃さないためにも入浴中は換気扇を切っておいた方が寒くないですよね。

    ⑤温風機等を用いる

    上記の方法を試されても上手くいかない場合でも、温風機があれば間違いないですね!

    温風機がある方はお風呂場だけでなく脱衣室まで温めておくと良いですね。

    温風機がなくても、お湯を入れる前からエアコンの温かい空気を送っておいてあげるなど暖房器具を上手く活用されれば間違いないかと思います。

    お風呂場の大きさ、材質・形状(タイルなのか、床・壁一体のユニットタイプか)などによってお風呂場自体の温まり易さに差はあることと思います。

    いずれにせよ難しい方法ばかりではないので、モノは試し!でやってみて下さい(^^)

  • 院長の独り言
    64.入浴のススメ

    東京では54年振りに11月の初雪となりました。

    急激に寒くなってきましたが、皆さん体調を崩したりされていませんか?

     

     

    こんな時私はゆっくりとお風呂に入り、冷え切った身体を芯から温めるようにしています。

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    患者様とこうした話をしていたら、毎日シャワーは浴びるけどお湯に浸かることはないという方がたくさんいらっしゃいました。

     

    お風呂は豊臣秀吉も愛していたように昔からある、身近で最高な健康増進法です。

    科学的にも、お風呂による健康増進効用はいろいろと証明されています。

    温熱、湿度、水圧、浮力などがキーワードになるようです。

     

    お風呂の健康効果はいろいろなところで詳しく言われていますので、ここでは割愛します。

    ここではシャワーのみでは得られないお風呂の効果、水圧、浮力についてちょっとだけお話ししたいと思います。

     

     

    水圧は身体を適度に身体を圧迫することによって、ふくらはぎなどに溜まってしまった血液を戻してくれます。

    溜まった血液が戻ってフレッシュな血液が循環すると、疲労回復の一助となります。

     

    地球上で生活する限り常に重力がかかり、どんなに脱力しているつもりでも筋肉はそれに対抗するために働いてしまっています。

    こうしたどうしても力の抜けない部分も、お風呂で浮力を得ることでリラックスしやすくなります。

     

     

    寒くなると呼吸も浅くなり、身体をちぢこめてしまいがちです。

    悪い姿勢で筋肉の緊張が続くと筋肉のみならず関節も動きを失い、身体の痛みに繋がり易くなります。

    こうしたことを避けるためにも身近にあるお風呂で、しっかり体調を整えていきましょう!

     

     

     

     

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