前々回ご紹介した腸腰筋のストレッチに腕・体幹部分も加えたストレッチ、動き作りです。
上半身、下半身、上下半身を繋ぐ部分と、身体の前側面を縦に繋ぐ部分に働きかけます。
腸腰筋、with I と合わせて3姉妹のようなストレッチになります。
脊柱を倒す見た目からwith Cとしました。
前後の重心移動に加えて横への力も加わるので腸腰筋のストレッチシリーズで一番バランスが取りづらく、難易度の高いストレッチになります。
手足のスムーズな、大きな動きの連動を助けてくれるストレッチ、動き作りとなります。
競泳ではプル(手のかき)とキックの連動、格闘技ではパンチと足の運び、キックと腕の連動などです。
バレーボールのアタックやラケットスポーツのオーバーヘッド、投球動作における手足の連動を体感しやすいかと思います。
ランニング、ウォーキングでもこのあたりの動きが出てくると脚に対して肩甲骨から腕振りがされていることを感じやすくなります。
動画を横からみたところのポイントを補足します。
・前に出した足が狭くなりがちです。スタート前は膝よりも足を前に置き、膝関節が90°以上になるようにしましょう。
・スタートポジション(重心位置)が前になってしまいがちです。立てた膝から頭までが真っ直ぐに、やや重心後ろから始めましょう。大きく重心移動が出来て筋肉が伸びて緩んでを繰り返しやり易くなります。
このポイントは他の腸腰筋系ストレッチに共通して言えることですね。
難しさはありますが、他のやり方ではなかなか効果を出しづらい部位へアプローチ出来るストレッチです。
是非トライしてみて下さい☆