院長の独り言

院長の独り言
27.ドライランド講習会

この前の連休で盛岡へドライランド講習会に行ってきました。
今回は、昨年のテーマ「背中の使い方」をさらに進化させる目的でした。

毎年行っているクラブなので慣れているというメリットがあります。
トレーニングは筋力UPすれば良いと単純に考える選手はいません。
トレーニングは力むより動きながら行うものという理解が潜在的になってきました。

しかしデメリットもまた慣れているところからくるのかもしれません。
行っている種目が何を目的にしているか、目的のためには何を意識しなければいけないのか。
こういったことを考えようとしない、あるいは忘れてしまっているような場面をこれまで何度も目にしてきました。

バランスボールを用いたストリームライン・スクワットの練習バランスボールを用いたストリームライン・スクワットの練習
軸・重心を意識し、感じて泳ぐ際の重心の置き位置等につなげていきます

チームとしてドライトレーニングをする習慣はしっかりついています。
このトレーニングがどう水泳に結びつくか、結びつけるには何がポイントになるか。
選手がしっかり意識した上で行えるように、トライした講習会でした。

年長の選手が後輩たちにやり方を教えるなど良い雰囲気が見られます。
今度訪れた時にはさらにつっこんで、ドライランドで得た感覚で泳ぎの感覚やフォームについて話し合う姿なんかが見られたらと思います。
「継続は力なり」なので、これまで同様基本を厳しく正確にやってもらえるようにやっていきます。
そして身体や感覚の変化、競技力が向上していく面白さ、意義深さを感じてもらえるようにしたいです。
こうして選手が成長出来るよう、選手の成長に見合うよう、こちらももっと深く、もっと広く頑張ろうと思います。

プル・オーバーの導入プル・オーバーの導入
胸が大きく開き、体幹に対して肩甲骨から上肢が回旋を伴って大きく動きます
腕のポジションに対する重心の移動、つまりストロークに対する重心の乗せ方へと繋がっていきます

«一覧に戻る

上に戻る