院長の独り言

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23.ウォーキング芸人Ⅴ 身体のためになるウォーキング

ウォーキング芸人の中でとても良いスタイルだったのは、土田晃之さんです!

ウォーキング芸人Ⅳ

土田さんは写真の通り仕事場から自宅まで、2時間程度早歩きで帰られるそうです。
そしてこうしたウォーキングで20kg以上減量したそうです。すごい!

 

以前構造医学の生理歩行は40分程度と紹介しましたが、歩き慣れてくると歩く速さも時間も増やします。
土田さんは歩き慣れているのでこれだけの時間・歩行速度が適度な負荷になっているのだと思います。
土田さんが20kg超のダイエットに成功したように、長時間の歩行は非常に優れた有酸素運動です。
ご存じの方は多いでしょうが、有酸素運動は脂肪を燃焼し、血圧を下げるなど生活習慣病の予防にも大きな効果を発揮します。
また良い歩行は全身の筋肉をバランス良く、リズミカルに使うことから骨盤をはじめとした身体バランスを整えます。
身体の柱である骨格、梁である筋肉が正しいポジションにくると内臓諸器官の位置関係も改善され、その機能も改善されることがあるそうです。 つまり正しい歩行は内科系にも良い影響を与えるということです。
このように正しい歩行による効果は非常に大きなものです。ですから「歩行は命の貯金」なのです。

では正しい歩行とはどういったものでしょうか? 正しい歩行に必要な要素を、土田さんを見ながら説明したいと思います。

ウォーキング芸人Ⅳ

写真は皆さんの普段のウォーキングの格好だそうです。土田さんは左から2人目です。
手足の動きの制限のない、動きやすい格好です。
また靴も踵が高くなく、自然な重心移動が出来そうです。
ここで重要なのは両手が自由だということです。歩行の際自然と腕振りが行われますが、これによって上半身と下半身がうまく連動するのです。
ちょっとした荷物、例えばお財布を手に持っているだけでも腕振りには左右差が生じます。
このようなことから、通勤や買い物を利用した歩行には一考の余地があるかもしれません。

上の写真だけでなく、ウォーキング芸人Ⅰ・Ⅲでも土田さんの姿勢を見ることが出来ます。
頭が体の真上にあり、他の方と比較してどの写真でも背筋がシャンとしているのが分かります。
良い歩行をしているから姿勢が良いのか、元々姿勢が良いから良い歩行がしやすいのか分かりません。
しかし正しい歩行を普段からしていることと姿勢の良さには何らかの関係があると思います。

そんな土田さんの歩行スタイルですが、あえて言えば一つだけ改善ポイントがあります。
それは肩からかけている小さなポーチです。
手ぶらで歩き慣れると、小さなポーチでも邪魔に感じますし実際バランスを崩しかねません。
しかし自己流でこれだけのウォーキングスタイルに至ったということは素晴らしい!の一言です。
ということできくち接骨院的ウォーキング芸人No.1は、土田晃之さんでした!

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