院長の独り言

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21.ウォーキング芸人Ⅲ 身体のためにまあまあためになるウォーキング①

昨年放送された「アメトーーク!」のウォーキング芸人で紹介されたウォーキングスタイルで、まあまあためになる スタイルをしている方についてお話したいと思います。
私から見てウォーキングを頑張っているけれど、身体のごく一部は鍛えられたりするけれど...というスタイルがありました。
そんなスタイルでウォーキングされているのはパンクブーブーの黒瀬さんです。

ウォーキング芸人Ⅲ

本来の歩行というのは、医療系国家試験の問題にも出ていますが、全身の筋肉を使って行われています。 そのためどこかに負荷をかけたり変な意識を置くとかえってバランス良く使われなくなるのです。
黒瀬さんのプレゼンではお尻に力を入れて歩いたり、ペットボトルを持って負荷をかけたりということを 推奨しているように感じられました。
こうなると本来の歩行が全身をバランス良く使えるものなのにもったいない気がします。
なお一般の方は軽いジョギングでも心拍数が上がり、局所の緊張が出てしまうことが往々にしてありますので、 黒瀬さんの写真にありますようにウォーキングをお奨めします。
本院で歩行の指導を受けられた方はご存じだと思いますが、私が一般の方にお奨めしているウォーキングの 時間は40分程度です。これは構造医学の生理歩行からきているものです。
これより短い時間だと、いわゆるウォームアップが足らず、人それぞれの持っている身体の使い方の癖が 出て全身がバランス良く使われないまま終わってしまう可能性があります。
逆にこれより長くなると疲労から全身を上手く使えなくなってくる可能性が高まります。
なお生理歩行に慣れてきたら、時間やペースを上げ、さらに踏み込んだ健康増進へのウォーキングをご紹介しています。
ちなみにジョギングや水泳も選手を10年やっている等十分過ぎる位慣れた方には、負荷が軽ければ局所が 疲労するより全身がバランス良く・心地よく使われて良いものとなる可能性があります。

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