院長の独り言

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141.まさかの展開

めっきり寒くなってきました。

朝晩の歩行には、寒さ対策が必要な時期となりましたね(><)

 

さて、まずは前回の歩行スポットについてです。

今回、一発で正解した人は誰も居ませんでした。びっくりです(@@)

正解は都立戸山公園の中の、箱根山公園(地区)でした☆

 

戸山公園はとても広く明治通りの西側、新宿スポーツセンターを含む地域が大久保地区となります。

今回ご紹介した箱根山地区は明治通りの東側です。

江戸時代、尾張徳川家下屋敷の庭園の中に作られた築山が現在の箱根山となっているそうです。

 穴八幡1

上の写真は箱根山公園のすぐそばにある、流鏑馬(ヤブサメ)で有名な穴八幡宮です。

穴八幡宮から箱根山を通って戸山公園を大久保地区の方までぐるっと回って抜けると都内でも自然豊かなウォーキングコースになりますね(^^)

オススメです☆

 

さて箱根山はまさかの正解ゼロだったので、今回はサービス問題。笑

今回も最高のウォーキングコースのところです。

川があるので、○○橋周辺とお答え頂けたらと思います。

 小滝橋周辺1 小滝橋周辺2

小滝橋周辺3 小滝橋周辺4

 

 

穴八幡宮の流鏑馬は見たことがないのですが、大学時代に鹿児島県の高山(肝付町)で一度だけ見たことがあります。

馬はなかなかのスピードで駆け抜けていきますし、すごい迫力だったのを覚えています。

 

なんで見に行ったのかなぁと記憶を辿っていたらちょっとしたことを思い出しました。

当時は高山流鏑馬フェスタというお祭りだったと思うのですが、流鏑馬の他にもイベントがありました。

 

その中の綱引き大会に体育大学有志で出るということで先輩に連れていかれたのがきっかけでした。

田舎の綱引き大会に屈強な柔道部やラグビー部等の先輩達と参加するので優勝だ!と思って出かけました。

 

しかしこの大会は優勝賞金10万円!

綱引き競技があることは知っていましたが、いろいろな技や戦術を駆使する本格チームを初めて見ました。

 

1回戦は我々同様ただ綱を引くだけのチームだったので私も出て快勝!

しかし2回戦からは本格的に練習されているチームとの対戦と分かり、皆ざわつきました。

 

たまたま高校時代、学園対抗運動会でスポーツ弱小の母校がスポーツ強豪校相手に「パワーホールド」という唯一の技を使って、綱引きだけ優勝したのを見ていました。(他の競技はほぼ全敗)

そこで先輩に「パワーホールド」を進言、自分は単なる控えでなく時計片手に作戦担当になりました。

 

結果は記憶が正しければ準決勝まで勝ち進み、優勝したチームに敗れました。

お小遣い程度でしたが賞金もGETしたので良い思い出です^^

 

我々のチームが使えた技はぶっつけ本番の「パワーホールド」のみ。

「パワーホールド」とは両足を肩幅かそれよりやや広いくらいに開き、綱を脇に締め、体重を大きく後ろに乗せて体幹を地面と平行になるくらいまで倒してキープするものです。

 IMG_3802[1]

技と言っても形だけならそんなに難しくありません。

ただ実際の綱引きでない写真よりは上手かったと思います。笑

 

これを行うと体力を温存しながら相手の引きに堪えることが出来、相手が疲れてきた頃合いを見計らって効率よく攻撃出来るのです。

長州力は関係ありません。大笑

 

他所のチームは綱を左右に振って引いたりと、チームとして様々な技を持っていました。

やはり競技ですから力、パワーが全てではなく、技術・戦術面が大切だということを思い知らされました。

 

と同時に多少技術戦術が拙くても、個の能力が高いことはスポーツにおいてアドバンテージになることを再確認した出来事でした。

 

身体についても同じようなことが言えるかと思います。

加齢と共にどこか、例えば膝が痛く歩けなくなったとします。

そこで膝の筋力さえつければ良いと考えるのは短絡的ではないでしょうか?

 

歩くというパフォーマンスを上げるのに筋力を高めることは、チームにとって個の能力を高めておくようなもので重要です。

しかし各筋肉を微調整してバランスをとりやすくする神経系や柔軟性なども鍛えることは、技術・戦術などチーム練習をするようなものでこちらも重要です。

身体の様々な要素を高めて歩行というパフォーマンスを高めることは、個の能力を高めた上でチームとしての完成度を高めるのと似ているように思います。

 

 

今回は穴八幡宮の流鏑馬から記憶を辿っていたら話が大きく逸れてしまいました^^;

次回はまた歩行に戻って話を進めていきたいと思いますm(. .)m

 

 

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