今年もこの寒い時期に、みちのくは岩手県盛岡市で講習会を開催してきました。
この写真はトレーニング室のある学校の小体育館。
室内と言っても暖房を入れなければ氷点下となる外気温とほぼ同じ。
東京では考えられない凄い出力のジェットヒーターを用いて講習を行いました。
私は寒さ対策としてユニクロのヒートテックと超極暖を重ね着し、下は分厚い
ウインドブレーカー、上はさらにタートルネックなど5枚の重ね着でした(><)
選手も寒いはずですが、Tシャツにウインドブレーカー程度で講習に臨む人がほとんどでした。
みちのくの選手は寒さに強いですね!
中にはトレーニングが白熱したのかTシャツになる選手も^^
高校生を対象とした会は、ベースの出来ている選手が多いので応用的なものをやっていきました。
テーマは強靭な体幹をベースとして四肢をしっかり扱えるようにするといったところでした。
体幹はどんな動作においてもパワーの源です。
四肢は体幹で生み出したパワーを伝える効果器です。
別の表現をすると体幹は動作の基本軸、四肢は移動軸です。
体幹がしっかりと動かない軸となるからこそ、四肢の動きはロスのない動作となります。
高校生の講習会については顧問の先生がブログに詳しく書いて下さったので、そちらもご覧ください。
https://mmst.amebaownd.com/posts/5705760?fbclid=IwAR1mp1fSZvMypdWidcZVVXdhqjVW7KDGVYgRNz-N0HdbVpXOYZ62MZ57zaQ
今回のみちのく出張では小中学生の講習も受け持ちました。
小中学生には基本軸となる体幹が、真っ直ぐとなるよう講習を行いました。
体幹が真っ直ぐになるとは、手足の動きにつられて体幹が動かないことも意味します。
したがって体幹と四肢を結ぶ筋肉が緊張しやすかったり、柔軟性が低いことも問題となります。
また体幹が本当に真っ直ぐかどうかを感覚的に理解するためのトレーニングも必要になります。
ちなみに体幹の軸が真っ直ぐになる水泳のメリットは…
・けのびの抵抗が減る
・重心が前に乗る
・上肢の起点となる肩甲骨、鎖骨が機能的に使いやすくなる
・スタートやターンでパワーを大きく得られる
などなどです。
こうした身体づくりのトレーニングを行った選手に全国や世界で活躍する人もいます(^^)
「ローマは一日にしてならず」ですが。
今回参加した選手も成長のきっかけにして、世界へ羽ばたいていくことを期待してます!
上の写真はジュニア合宿のスイム風景。
コーチの後ろ姿を懐かしく思う方もいるのでは?笑