院長の独り言

院長の独り言
86.インハイ2017

先週は競泳のインターハイのため仙台に行ってきました。

 

結果は800mリレーで岩手県記録を大幅に更新するなど、良いレースもありました。

しかし個人レースでベストが出なかったなど、反省しなければいけないところもありました。

 

さて、インターハイには出場選手の他リレーの補欠、参加人数に応じたマネジャーも試合会場に入ります。

私の帯同している盛岡南高校には県マネージャーの1人分も含む3人が、試合には出場しないもののこの大会に来ました。

3人とも東北大会でインターハイの出場権を獲得出来なかったので、期間限定のマネージャーです。

 

写真は試合会場を出る時の3人を捕まえたワンショットです。

インハイ2017

荷物運びもさまになってきました!笑

 

当初は軽いもの、小さなもの、持ちやすいものしか運ばなかったり。

運んでいる物が何か考えていないから雑に扱って壊しそうになったり。

運ぶことしか考えていないから車のドアを閉め忘れたり。

 

物を運ぶというそんなに難しくなさそうな仕事でもミスを連発(><)

仕事もやらされていると、その意義も分からないのでケアレスミスが生じやすくなりますよね。

 

顧問の先生に「此処に来た意味」を言われ続けて日に日に働きぶりが良くなりました!

自分がどう動けばチームという組織が円滑に動くのか、役に立つのか。

少しずつ考えられるようになったのだと思います。

 

レース画像を素早く選手に配れるようにしたり、

試合進行を見ながら撤収の準備を始めたり、

ケアが被ったりしないよう時間や順番を調整・連絡してくれたり…

 

こうした自分の為ではない、チーム(メイト)の為に、状況判断しながら、

細部にまで配慮を怠らず、本気で動くということは、ありそうでなかなかない経験です。

選手としてだけでなく、人間として一皮剥ける経験になったと思います。

 

2年生の中にも去年はマネージャーだったけれど

今年は選手としてインターハイに出場した人が居ます。

これは珍しいことでなく、去年の男子エースも1年生の時はマネージャーでした。

過去をさかのぼるとこうした選手が非常に沢山居たことが思い出されます。

 

出場選手にストレスのかかるようなマネージャーでは本末転倒になります。

ただ先生も単なる雑用係のためにマネージャーとして連れてきている訳ではなく、

意図を持ってマネージャーを選抜しているようです。

 

マネージャーだった3人には、この経験を活かして結果を出して欲しいと思います。

まずは自分をしっかりマネージメントすることからでしょうか。笑

 

選手の中にはまだジュニアオリンピック、国体と試合が続く人も居ます。

最後まで力を出し切って、笑顔でシーズンを終われるよう、

私もサポート頑張りたいと思います(^^)

«一覧に戻る

上に戻る