寒波が入り、一段と寒くなってきてしまいましたね(><)
朝晩の歩行では手袋していないとそこだけは寒いままになってしまいます。
皆さんも歩行される際、服装にはお気を付け下さい(^^)/
まず今回の風景は都心らしい夜景ですが、どこでしょうか?
接骨院を起点に歩行するにはちょっと遠いところです。
下に線路がいくつもあるのがヒントになるでしょうか^^;
前回の場所は神田川にかかる小滝橋周辺でした。
これまでで一番正解が多かったかもしれません^^
神田川沿いは歩道が整備されているところが多く、歩きやすいと思います。
写真のようにMAPもところどころありますので、目安にして良いかもしれません。
さあ、歩行について見ていきましょう。
これまで腕振りでは肩甲骨を内側に寄せる重要性についてお話してきました。
今回は上腕骨から先の、見た目の腕振りについて見ていきます。
構造医学では肘を直角に曲げることを推奨しています。写真A
肘を曲げているので腕振りがコンパクトになり、肩甲骨を意識しやすいメリットがあります。
指を握り込まないようにするのですが、肘を曲げた状態は力こぶの筋肉が収縮し続けている状態にあります。
以前お話したように筋肉は、リズミカルに収縮と緩むのが繰り返されるとほぐれます。
逆に弱くてもずっと収縮し続けると筋肉は強張ります。
久しぶりにランニングしたら翌日肩や腕など上半身に疲労を感じ、謎に思った経験のある方もいらっしゃるかと思います。
謎の答えは肘を曲げ続けて運動したことにあるんです。
このように肘を曲げての腕振りにはメリットもデメリットもあるとご理解下さい。
私自身、歩行時肘は自然に伸ばして行っています。
一般的な歩行では腕の捻り(回旋)にフォーカスすることはありません。
腕が前に行っても後ろに行っても親指が前にある状態かと思います。写真B
しかし我々がオススメする歩行では腕よりも根っこにある肩甲骨が大きく動くので、腕の向きが不変ということはありません。
腕が前に伸びる時、身体の仕組みから言うと手の平(肘裏)が前に向かうように伸びるのが本来です。写真C
肘が自然に曲がってしまうのはOKです。
腕が後ろに向かう時、親指が前から内側に向かう(肘裏が内側を向く)のは、身体の仕組みからいうと本来的な使い方かと思います。写真D
自然に曲がった肘も自然に伸びる感じになるかと思います。
この腕の動きで上肢の筋肉にリズミカルな筋活動が得られます。
この腕の振り方、クロールのフィニッシュ(手の水をかく最後のところ)と同じですね。
今後お話するであろう下肢の動きと連動すると、歩くことで泳ぎの身体の使い方を体現している感じになります。
ちょっとマニアック過ぎますか…苦笑
肩甲骨の動きとは別に、腕振りのパターンを提案させて頂きました。
どれがベストかは正直分かりません。
メリットデメリットがあるのでご自身に合うやり方を見つけて頂けたらと思います。
この時期寒いため無意識のうちに肩に力が入ったり、肩をすくめるようにしてしまいがちです。写真E
歩き始めは特にそうで、腕振りも硬く小さくなりがちです。
呼吸が浅かったり止めてしまいやすい人はそうした傾向がありますのでご注意下さい☆