スタッフの嘆き節

スタッフの嘆き節
137.節分

 

新年を迎えたばかりと思っていましたが、早いものであっという間に2月ももう終盤ですね。

スタッフの水野です。

まだ寒い日が続きますが、日照時間が少しずつ長くなり気持ちとしては嬉しい限りです。

 

暦の上では春を迎えました。

立春ですね。その前日が節分です。

 

節分には鬼と豆が欠かせませんね。

皆さんは、節分で豆撒きをされましたか?

そして、歳の数だけお豆を召しあがったでしょうか?

古くから、豆撒きには邪気を払い無病息災を願うという意味があります。

「鬼は外、福は内」

豆撒きの掛け声です。

 

ただ浅草の浅草寺では、ちょっと変わった掛け声で豆撒きをするそうです。

「千秋万歳(せんしゅうばんぜい)、福は内」と唱えながら豆撒きをします。

なぜって、浅草寺の観音様の前にはもともと鬼がいないので、「鬼は外」と唱える必要

がないからだそうです。

 

以前は、会社の関係で毎年浅草寺のお豆を頂いていましたが、掛け声は今年初めてテレビで知りました。

 

節分で豆撒き以外に柊の小枝と焼いた鰯の頭を門口や玄関に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」はご存知でしょうか。

私自身もあまり見た事が無いので、若い方はご存知ないかも知れませんね。

最近では、全国ですっかり節分の定番イベントになった「恵方巻き」がありますね。

恵方の方角を向いて太巻きを無言でかぶりつくというものです。

ひと昔前までは世間にもそんなに知られていなかったですけど!

 

関西の習わしとは知っていましたが、調べてみると大阪の花街が発祥だそうです。

エエッ?

正当な豆撒きなどの本流からすれば外れたものらしいですが・・。

 

関西では他に「厄除けぜんざい」という風習もあるようです。

厄年にぜんざいを振舞うことで徳を積み厄から逃れ、自分の厄も一緒に平らげてもらう。

小豆は赤いお守りと呼ばれるほど、体によい食べ物とされているそうです。

 

本来節分とは、「季節を分ける」季節の変わり目で、四季それぞれに節分がありました。

しかし今では旧暦の春の節分(立春の前日)だけがその名残で残っています。

 

今年の節分は、少しだけ豆をほおばり、その後ぜんざいを頂きました。(笑)

そして立春の日を迎えた夜中の12時に、早稲田の穴八幡宮で頂いた一陽来復お守りを恵方に向けて貼り無病息災を祈りました。

皆様も厄を払い、福を招いて立春を迎えられたことと存じます。

気持ちも新たに春が来るのが楽しみですが、今年は花粉が例年の2・3倍と聞いています。花粉症の方には辛い時期が始まりますが、どうぞお体には十分にご注意下さいませ。

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