院長の独り言

院長の独り言
74.安静の代償

前回肋骨(ロッコツ)を痛めたのにトレーニングして悪化し、現在はストレッチもせず

安静を保たねばならなくなったところまでお話ししました。

 

もちろん一般の患者様が身体を痛められたら、治療の第一は安静になります。

自分の場合はきっちりやらなくなってしまいますね…反省です。

 

 

そもそも肋骨を痛めた原因は身体の硬化を放置したことが根底にありました。

それなのに身体をほぐすためのトレーニング、ストレッチが禁忌事項となったのですから…

 

現在体幹の肋骨部分は、固定のためにバストバンドを常にしています。

体幹部分から下肢につながる部分も肋骨との関連が高いのでストレッチなど以っての外です。

体幹と下肢を繋ぐ筋群

ただこの部分には股関節も含まれ、ここの硬化には悩まされました。

ちなみに筋肉は動かさないことで硬くなります。

硬くなる程度やパターンは普段の使い方(姿勢、重心位置、くせなど)

によって個人差があります。

 

私の場合立っている時も座っている時も足の裏の外側に体重をかける等強い癖があります。

こうしたことから体幹と下肢を結ぶ筋群の硬化は下肢(大腿骨ダイタイコツ)を

下図のように外側に大きく捻じ曲げてしまうのです。

下肢外旋

大腿骨が根本から捻じ曲がった状態なので、それをカバーするために

下腿の部分も矢印のように捻じれが生じます。

こうした流れで膝、足首の関節部分には大きなひずみが出来てしまうのです。

 

今回一番酷い時は歩くのが嫌になるほど両足首が痛く、膝も含め正座など論外!

という酷い状態になってしまいました。涙

 

現在のところスタッフにお願いして治療してもらい、急場をしのいでいるところです。

 

そんな訳で早く肋骨を治してトレーニングを再開したいものだなぁと思っています。

 

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