院長の独り言

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37.体幹シリーズ② 一般的な「体幹」

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そもそも体幹とは何なんでしょうか?

私の考えをご紹介する前に、まず一般的に語られている、「体幹」というものをご紹介したいと思います。

 

 

まず「体幹」とは身体のどこを指すのでしょうか。

調べてみると四肢を除いた胴体部分を指すものと、四肢と頸部を除いた胴体部分を指すものがあります。

頭の部分を含むか含まないかは考え方にもよるようです。

まぁおおよそ胴体部分ということになるかと思います。

 

 

「体幹」トレーニングでは、腰背部、腹筋群、骨盤周りの筋群にトレーニングの主眼が置かれているように感じました。

その中でも表層と深層に筋肉の役割を分けて捉えているのが特徴です。

深層は身体を支え、表層は動かすといった役割分担のようです。

 

 

 

さらに深層の筋群が特に重要なようです。

ここに意識を置いてトレーニングし、強化されると体幹がブレず、強いものとなるそうです。

 

 

体幹トレーニングの効果として、走る、跳ぶ、投げる、振る、泳ぐ、といったあらゆるスポーツシーンで見られる動きで芯となる軸が強くなり、末端までしっかりと力を伝えられるようになるそうです。

 

 

また身体を支える筋肉が鍛えられると姿勢が良くなるそうです。

 

 

ちなみにモノが動く時は、固定されたモノに対してパワーを伝えると効率的です。

水中で“けのび”をする際、壁を蹴って行うのと水を蹴って行うのでは進む距離が大きく異なりますよね。

 

 

ですから体幹を基本軸として安定させ、手足を移動軸として運動を行うという「体幹」の考え方は、とても理に適っていると思います。

 

 

 

大変大雑把ではありますが、私の理解している一般的な「体幹」はこんな感じです。

「体幹」トレーニングのみならず、物事は捉え方・やり方等些細な違いで効果は大きく変わります。

私の一般的な「体幹」への理解も大筋で誤りはないと思っています。

(勉強不足な部分をお気付きの方はお知らせ下さい。汗)

 

 

ただ「体幹」は話す人によって用いられ方や意味が大きく異なるように感じます。

このようなことから、私は使われている文脈から、その都度「体幹」の意味を考えるようにしていました。

 

 

私自身、一般的な「体幹」理論・トレーニングに大賛成な部分と???と思ってしまう部分があります。

次回から、私の考える「体幹」について順次お話していきます。

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