院長の独り言

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53.ケアのタイミング

辰巳国際水泳場

5/20~22、競泳のジャパンオープンが辰巳国際水泳場で行われました。

写真は22日の決勝前に撮ったものですが、観客の列が凄かったです。

水泳人気の高まりは、嬉しい限りです。

 

20、21は診療日だったので、朝から会場に行って提携チームの選手ケアを行ってから接骨院業務を行っていました。

最近流行りの、仕事前の朝活というヤツですね。笑

少し遅れての出勤でしたので、ご迷惑おかけいたしました。

 

 

今回、競技時間中に会場を後にしたので、ケアを受けられない選手が出てしまいました。

当人には本当に申し訳なかったのですが、そこでケアのタイミングというものを思い返してみました。

 

 

試合期間中、ケアのかかり方は選手によって異なります。

レース前のケアは好まず、レース後疲労回復目的のケアを好む選手もいます。

逆にレース前だけしてレース後はしない選手も居ます。

 

またレース前後のどちらも行う選手も居れば、全くしない選手もいます。

他にも競技場でのケアは好まず宿舎でだけケアする選手が居るなど様々です。

 

 

今回ケア出来なかった選手はレースまでに自分でやるべきことがあり、その後ケアを受けるタイプの選手でした。

そのやるべきことをしている間に他の選手のケアが入り、私の時間切れとなってしまいました。

(私のケアのテンポが遅く、他の選手に時間を取られてしまったこともあるのですが…スイマセン…)

 

 

試合に向けて一般的に良いとされるケアのタイミングと自分に合ったタイミングは、必ずしも一致するとは限りません。

選手それぞれに自分に合ったタイミングを見つけてケアを受けていきます。

 

試合に臨むのはマシンではなく人間です。

大会期間中は気持ちも繊細になっています。

スポーツ科学的な側面よりもメンタル面などもパフォーマンスに影響しますので、ケアのタイミングも個人差が出てくるのだと思います。

 

スポーツをされる患者様から、治療は練習前が良いのか後が良いのか等よく聞かれます。

もちろん治療の目的・方向性によってベストなタイミングがある場合があります。

ただご自身にとって良いパターンというものを見つけ出して頂くことも重要なこととなってくるかもしれませんね。

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