院長の独り言

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202.腸腰筋のストレッチ

 

腸腸腰筋とは骨盤に近い背骨の下の方と骨盤の前から大腿骨に繋がる重要な筋肉です。

腸腰筋のストレッチという題名ですが、実際には腸腰筋以外の体幹から脚に繋がる筋肉群、腹筋にも効果を出します。

 

このストレッチは有名で行っている人も多いかと思います。

見た目に複雑でもないので簡単そうですが、きちんと効果を出すには難易度の高いストレッチです。

今現在行っている方は、こちらで提案しているポイントを一つずつ丁寧にチェックしてみて下さい。

 

抜けていたポイントを修正して頂くと、より効くストレッチになるかと思います。

ただ、かなりシビアにチェックして頂かないと違いが出ないかもしれません。

 

特に動かない基本軸について上手く出来ていない人をよく見かけます。

骨盤やみぞおちあたりがちょっとでも動いたり緩むと効き目は激減します。

そのくらい難易度が高いということをご理解頂けたら幸いです。

 

腸腰筋、下腹部から下肢に繋がる筋群は体幹の安定に直結しますし、様々な場面で重要な働きをしています。

日常生活からあらゆるスポーツのパフォーマンス、腰痛や膝痛などとも関りが深いです。

 

このストレッチで動きが出る筋が動かない場合、競泳ではボディラインが下がったりキャッチが前で出来なくなる一因となります。

陸上では重心を前に送り辛くなります。

格闘技では蹴り技全般のキレがなくなり、相手に飛び込む距離やスピードが落ちる一因となります。

 

このストレッチ、慣れずにバランスが取れない場合は片手で壁や柱を持って行っても構いません。(写真)

また、このストレッチをベースとした他のバージョンもいくつかあります。

難しさもありますがしっかりマスターして頂きたいと思います。

 

 

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では動画で紹介しています。

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