朝晩冷える日も出てきて、少しずつ秋が深まってきましたね。
今回の写真は、紅葉が見頃な歩行スポットです。
紅葉が綺麗なので、歩くことで心も癒されました^^
さて、どこでしょうか?笑
前半3枚は紅葉したこの時期ならではの写真、後半はどこが分かり易いような写真としてみました☆
前回の道の真ん中にある謎の木について、接骨院に通われている方々は皆さんご存知でした(^^)
この木は接骨院の北、東京都選定歴史的建造物である日立目白クラブから目白通りに向かって200mほどのところにあります。
ただなぜ道の真ん中に残されたのか、その謎についてご存知の方はほとんどいらっしゃいませんでした。
ただ数人の方が少々情報をお持ちのようで、まとめると以下のようになります。
謎の木が生えるのは旧近衛邸あたりで、現在も近くに元将軍家の名前の表札があるように由緒正しいところ。
かつて伐採しようとしたもののその度に問題が起こり、しめ縄が掛けられていた時期もある。
全国にご神木とされる木はありますが、この木もそういった木であることは間違いなさそうですね。
さて歩行についてです。
以前、重心の移動を腕振りが緩衝する話をしました。
あまり異論の出ることがなかったのでそのままにしていましたが…。
最初の一歩を出す前の、足の裏の後方踵(カカト)から前への重心移動に伴って足が前に出て歩行が始まります。
重心の移動により身体が前方に傾いて倒れそうになるから足が出ます。
重心が前に乗ると次々に足が出て歩行となるのですが、前に行く勢いが強過ぎるとそれを打ち消す(緩衝する)ために後ろへの腕振りが行なわれます。
見方を変えると身体の重心を前に出すために後ろへの腕振りを大きくするということも出来ます。
実際肩甲骨を真ん中へ寄せるようにして後ろへの腕振りを行うと、身体の中央にある脊柱〜骨盤が前に押し出される感覚を得られるかと思います。
ただその場腕振りや行進のように重心の移動を伴わない腕振りでは、後ろに振ることによって得られる重心の変化は反対腕が前に振られることで緩衝されます。
重心移動によって足が出て歩いていると後ろへの腕振りが大きくなります。
逆に重心の移動によらず自分の脚力で前へ進んでいる歩行では、前への腕振りが大きくなる特徴があるということです。
ここでは効率の良い歩行である前者をオススメしています。
その意味で後ろへの腕振りは前への重心移動に対する緩衝、あるいは前への重心移動を促進するためのものと言えるのです。
今回、疑問を持たれていた方への回答になっていましたら幸いです^ ^
(これまでのところは院長の独り言135-137あたりをご参照下さいm(..)m)
ちなみに背中が丸く、頭が前にある姿勢だと軸が安定せず重心の移動が機能しづらくなります。
重心を前にしたつもりが腰を引いて緩衝していたりするからです。
腰の曲がったいわゆるお年寄りの歩き姿勢ですね(><)
歩行は顎を引いて頭を後ろに引くような姿勢で行うと良いでしょう☆