下の写真は私がお手伝いさせて頂いている盛岡南高校の控え場所でのワンシーンです。
上半身裸でストレッチの補助をしているのは今回出番のなかった3年生。
サポートを受けているのはレース前で、スイミングクラブも同じ2年生。
サポート側がなぜ上半身裸なのでしょうか?
このストレッチはちょっと変わっていて、胸のところにバスタオルなどを置いて行います。
しかしレース前のバタバタで、バスタオルがすぐ見つからなかったのです。
それで上級生が自分のTシャツを脱いで、代わりに敷いているから裸なんです。
東北では水泳の強豪の一つとなっているかもしれませんが、そこは高校生。
全てを完璧にこなせる訳ではありません。
それでもサポートする人は自分の出来ることを考え、自分を犠牲にしてまでサポートに徹する人間に成長していきます。
また選手もそれに応えようとひたむきに努力する人間になっていきます。
去年もそうでしたが今年の3年生男子は人数が少なく、キャプテンも苦労したと思います。
それでも岩手の他校と連携して県勢全体を応援したり、いろいろと頑張っていました。
メディアでは高校野球を筆頭に、高校スポーツでのドラマを沢山紹介してくれています。
ここ盛岡南高校水泳部においても毎年、人としての成長を見せつけられ、感動させられます。
トレーナーは選手のサポートをするのが仕事ですが、こちらももっと頑張らねばと力をもらいました。
シーズンはまだ続くので私も最後まで頑張っていきたいと思います!