スタッフの嘆き節

スタッフの嘆き節
聖地巡礼?

こんにちは、スタッフの水野です。

毎日、暑い日が続きますね。

残暑お見舞い申し上げます。

 

2年程前、高田馬場駅早稲田口駅前にある書店の一角で映画の宣伝活動をやっていました。

パンフレットと主役の大泉洋が着ていた洋服が飾ってあるだけの地味なものでした。(笑)

 

『月の満ち欠け』という題名で、大泉洋以外のキャストは柴咲コウ、有村架純、目黒蓮など。

高田馬場の周辺がロケ地として出てくるとのことでした。

2023年の日本アカデミー賞にノミネートされた作品であったと記憶しています。

 

先日、この映画がインターネットで鑑賞できるのを見つけました。

地上波で放映されたら観たいと思っていたので、早速観てみました。

 

原作は佐藤正午の恋愛小説『月の満ち欠け』で、直木賞を受賞した作品です。

まだ本を読んでいませんので、内容は全く知りませんでした。

 

生まれ変わりがテーマの作品でした。

現在と過去、数十年前の物語が交錯して出てくる物語です。

とても幻想的で、時空を超えた愛と家族愛に心がジーンと温かくなりました。

 

そして私が知っている高田馬場周辺の場所がいくつも出てきました。

映画館の早稲田松竹や神田川に架かる橋や川沿いの場所。

特に感激したのが、昔見た高田馬場駅前の光景の再現の凄さでした。

赤いビッグボックスやイラスト、駅前ロータリー、西武新宿線に入る横の甘栗屋。

ビルの2階にあるレコード店や文明堂の看板も以前見たことがある風景でした。

 

実は映画の内容よりも知っている場所が出てくるかどうかとても気になっていたのです。

例えば、目黒蓮と有村架純が缶ビールを飲んでいた川沿いの階段はあそこだ、とか。

 

知っている場所が出てくると、とても嬉しくなりました。

 

アニメ映画に出てくる場所を実際に見に行く聖地巡礼という行為がありますね。

少し違いますが、私もこの映画を見てその気持ちが少しわかったような気がしました。

 

厳しい暑さがこれからもしばらく続きそうです。

皆様もしっかりと水分、塩分を摂って、熱中症に備えていきましょう。

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