院長の独り言

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230.バウンディング②

前回のバランスボールでのバウンディングの発展バージョンです。

競泳のパフォーマンス向上のために行うのはもちろんのこと、一般の方の健康のために行うのにも有用です。

ただあまりに背中の丸い人や肩の硬い人は真上に腕を伸ばせないので、そうした方は前回ご紹介したバージョンで行っていきましょう!

 

腕を頭の上で組んでけのびの姿勢(ストリームライン)でバウンディングを行います。

腕が真っ直ぐ伸びていなかったり軸が曲がっていると、力の抜ける方向が曲がってしまいます。

そうなると身体は不快・不自然に感じ、無意識に修正していきます。

 

こうしたことでバウンドを繰り返すだけで真っ直ぐな軸を作ることが出来るのです。

動画では軽いダンベルを持って行っていますが、ダンベル無しで行っても構いません。

ただダンベルで少し重さを感じた方が、軸が真っ直ぐかズレているか体感しやすいです。

 

バウンドしているのに合わせてサポートする人が手の上から真下に少し抵抗を加えると軸が真っ直ぐか確認できますし、力強い軸になっていることも確認出来ると思います。

ダンベルが無ければペットボトルを持って行っても良いですね。

頭の真上にオモリを持つので、誤って落とさないようにはくれぐれもご注意下さい(^^)

 

身体が柔らかいとこのバウンディングにより肩甲骨が背骨の方に大きく寄り、ミゾオチが大きく前方・斜め上に上がってきます。

肩甲骨が内側に寄って肘-手の平が大きく外に向くような感じも出ますね。

脊柱の生理的弯曲が理想に近づき、軸がしっかりして肩甲骨の連動も伴い脊柱自体のバネの作用も高まります。

 

競泳においては非常にきれいな、抵抗の少ないストリームライン作りに直結します。

きれいなストリームラインの作り方はいろいろあるようですが、私の知る限りこのやり方が一番身体本来の構造を利用した効果的な作り方ですね。

 

このバウンディングで身体の軸を作れるようになると、いろいろなトレーニング種目の基本姿勢を作りやすくなります。

簡単でありながら一石何鳥にもなります。笑

 

是非トライされて下さい☆

 

 

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