院長の独り言

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212. ナマケモノストレッチ③

ナマケモノストレッチは当院オリジナルのストレッチです。

名前に“怠け者”とある通り、寝そべったまま怠惰な人でも行えるストレッチになります。

しかしやり方をちょっと変えたり、見方(フォーカスするところ)を変えるだけで違った効果が得られるとても優秀なエクササイズです。

今回は泳ぎ(クロール)の中での重心移動をイメージして行うver.の第一段階のご紹介です。

これまでご紹介してきたナマケモノストレッチ、ナマケモノストレッチ改は柔軟性を高めるのが主目的でした。

そのため肩甲骨から捻って手の平を上に向け、手先と膝の距離が大きくなる(身長を伸ばす)ように行っていました。

今回のver.では肩甲骨から逆に捻って手の平を下に向けます。

しっかり肩甲骨から捻れると、肩甲骨が大きく外に出てきて肘の裏も地面を捉えられるようになります。

この形で上げた腕と反対に脚が振れた時に、伸ばした腕から胸部あたりで地面を下に抑えます。

このver.では脚の振りのタイミングに合わせて腕から胸部に重心を感じるのが主目的です。

ただダイナミックに動かすエクササイズですので、ストレッチ感を強く感じるかもしれません。

それも正解です。

筋肉が伸ばされるからこそパワーを溜めてしっかり地面を抑えられる(水をかける)ので。

そうした上半身と下半身の連動する感覚を掴んでもらえたらと思います。

なおこの動きは身体の効率的な使い方を求めるもので、投球動作などにも共通するものです。

一般の方、中高年の方など、手の平を上にしてナマケモノストレッチを行うことが困難な場合があります。

そうした場合は今回紹介させて頂いた手の平が下向きのver.から行って頂きます。

そして慣れて柔らかくなってきたら手の平が上を向くver.にしてもらえたらと思います。

日々のストレッチに加えて頂けたら幸いです。

今後さらに種類の違うナマケモノストレッチをご紹介していきます!

 

 

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