院長の独り言

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209. 東北大会2024

東北大会2024

 

先週後半、競泳の東北大会で郡山まで行ってきました。

ベスト更新率も高く、多くのインターハイ、国体進出を決めてくれました(^^)

写真はインターハイ、国体進出を決めた選手達です。

 

競技スポーツは勝負事なのですべてがうまくいくことはありません。

今回も力がありながらインターハイ・国体を逃した選手が居ました。

またこの大会を区切りで引退する選手もいました。

 

競泳の練習は楽しいよりも辛いことの方が多かったことでしょう。

しかし苦労を重ねた分だけ得られたものも格別だったはずです。

引退する選手にはこうした経験を糧に、次のステージでしっかり活躍する人材になって欲しいと思います。

 

また一緒に頑張った仲間は自分の良き理解者となる一生の宝物です。

今後も人生のいろんな場面で貴重な存在となってくれるでしょう。

是非とも大切にして下さい。

 

 

私は選手達と年に数回しか顔を会わせません。

ですから毎日顔を合わす人とは違った視点で選手の変化に気付きます。

今回の東北大会では、コロナ禍以前のような選手の成長を感じました。

 

今年の3年生が1年生の時、コロナ禍でしばらく帯同できなかった東北大会に久しぶりに帯同しました。

当時のチームは長年先輩から後輩へと伝わっていた、チームの一員としてどう動くか、というものが全くなくなってしまっていました。

 

チームの荷物を運ぶことがチームのためになるといったシンプルな考え方すらなくなり、試合に出もしない人が荷物を押し付け合っていました。

みんなの前で大声でネガティブ発言を連発し、雰囲気を悪くしていることすら気付かない人も居ました。

一昨年は失ったものの大きさに愕然としていました。

 

昨年も実は私自身が激怒しそうになったのを必死に抑えるような、スイマーとして聞くに堪えないような酷い発言をした人も居ました。

まだまだチームとして、選手として、人間として未熟感たっぷりでした。

 

しかし今年は違いました!

昨年私が激怒しそうになった発言をした人は、そんな発言をしそうに全く見えない態度・行動で試合に臨んでいました。

他の選手を慮るような行動もありました。

 

一昨年ネガティブ発言を連発していた選手も今年はどのレースも積極的で、1日に何レースも頑張っていました。

その頑張りは周りにしっかり伝わっていて、後輩が「○○さん凄い!」と言っているのが聞こえてきました。

 

ちなみに表彰台の写真の1枚は、事情があって当該選手ではなくマネージャーが写っています。

水泳の事を全く知らずに入部してずっと頑張ってきてくれた、チームの人気者です。

だからその人が代理で表彰台に乗ったのを見て、チームが大いに盛り上がりました^^

私もトレーナー業務のサポートをしてもらい、非常に感謝しています。

 

こんな感じでこの大会、とても良い雰囲気で戦うことが出来ました。

選手の競技力だけでない成長と、チームとしての成長を強く感じたのがとても嬉しかったです。

大会直後は思いがうまくまとまらず、選手たちに伝えることが出来なかったのですが…^^;

 

ただチーム力はまだまだ高めることが出来ます。

勢いそのままインターハイに臨み、さらなる選手・チームの成長を期待しています!

 

 

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では動画で紹介しています。

是非ご覧下さい☆

 

 

 

 

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