お久しぶりです!スタッフの浅井です。
今月初めのことですが、節分が終わり立春とともに早速春一番が吹きましたね!
皆さんは、“春二番”という言葉を聞いたことがありますか(^^)?
一番があるなら二番もありそうな気がしますよね。
今回は春二番について少し調べてみました。
まずは、前にこちらのBlogで触れた木枯らし一号同様、気象庁が定めている春一番の定義を確認してみましょう!
地域によって若干異なるようですが、春一番の条件とは以下の通りだそうです。
・北日本と沖縄を除く地域
・立春から春分の日までの期間に最初に吹く風
・日本海を進む低気圧に向かって南側から吹く風
・10分間平均風速8m/秒以上
・前日に比べて気温が上昇した日
なかなか厳しい条件があるのですね(^-^;
やはりこの条件をクリアできず、観測なしとなる年もあるそうです。
東京では今年、史上最も早い春一番となりましたが、以前2月2日の立春前に他の条件を全て満たす風が吹いたことがあるそうです!
では、上記の条件を満たす風が吹いたら二番・三番と観測されるのでしょうか?
実際は、春二番や春三番は気象庁では観測していないそうです。
強風の吹く上記のような日にメディアが春二番・三番と報道することがあるようなので、聞き覚えのあった方もいらっしゃったかもしれませんね(^^)
では、なぜ気象庁は春一番のみを観測するのでしょうか?
それは春一番の吹く日には、急な天候の変化により雪崩や海難事故などが起きる可能性が高くなるからです。
実際に春一番という言葉が広く知れ渡ったのも、江戸時代に壱岐で起きた強風による海難事故がきっかけだと言われています。
また、春一番のあとにはいわゆる“寒の戻り”による冷え込みが起きることが多いため、その注意喚起の意味もあるようです。
そう考えると、気候が急変する・寒さが戻る可能性が同様にある春二番・三番にも注意が必要かもしれませんね、、、。
個人的には花粉の飛散や洗濯物にも影響が出そうなので春二番情報を今後もチェックしていきたいと思っています(>_<)
週末から週明けは暖かくなるようですが、まだ“春本番”とはいかないようなので、皆様も気候の変化や体調管理にはくれぐれもお気を付けください!
浅井