院長の独り言

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208.握り方2

 

前回に引き続き今回もトレーニングの基本の基本です。

ただ、地味なポイントなので教わっても疎かになりがちなところです。

また一般のジム等ではこの基本を教えないところもあるようです。

 

握り方をしっかりしていないといろいろ問題が起きます。

一番問題とされているのは手首(手関節)を痛める原因となることです。

手関節だけでなく、他の部位のケガの原因となることもよくあります。

 

またトレーニング効果が本来のものより大幅に減ることがあることも、知っておいて欲しいところです。

 

バーを担いでスクワットやランジを行う際、バーの握り方がしっかりしていないと背筋群にテンションが出ません。

このバーの握りと肘のポジションなどもしっかり出来ると背筋群から体幹の軸がしっかりします。

 

この上半身の形が出来ることで主に鍛える下半身の筋群が安定してダイナミックに活動することが出来ます。

また体幹の軸がしっかりするので腰を痛めるリスクも格段に減ります。

 

ベンチ・プレスやバック、フロント・プレスなどプレス系種目ではもっと効果の出方に直接的に影響します。

ご紹介している握り方だとバーからの軸がしっかりして肘関節が動きやすい角度で重さがダイレクトに伝わります。

その結果肩関節も動きやすい状態で負荷を受けることが出来ます。

 

そうしたことから肩・肘の故障のリスクは減りますし、身体各部位の動きや競技動作を想定しながらトレーニングしやすくなります。

 

ローイング系種目でも背中を使いやすく、意識しやすくなります。

 

基礎がしっかりしていると故障も避けられ、応用の幅が広がりますね(^^)

 

上手く出来ない場合は人差し指をあえて外してトレーニングを行う方法もあります。

ただその際はグリップが外れてしまわないよう最大限の注意が必要です。

またこの場合、まずは余裕を持った負荷で行うようにして下さい。

 

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