院長の独り言

院長の独り言
106.セルフケア

5/24-27で競泳のJAPAN OPENが行われました。

期間中、契約チームのコンディショニングで会場に毎日通っていました。

 

このチームもそうですが、地理的な問題で普段診ることのできない選手を大会直前に診ることがあります。

しかもそれが大きな全国大会…。

難しさは選手だけでけでなく、我々トレーナーにとってもあります。

 

ただ難しさばかりにフォーカスしても前進はありえません。

大会も選手と関われる数少ない機会ですから、そこで出来ることをやりきろうと思っています。

 

今回と4月の日本選手権で、時間のある選手に個別でエクササイズを教えました。

私の手が届かないところでも、継続してフィジカルコンディションを向上・維持しようという意図でした。

また普段から行うことで、大会期間中のアプローチ方法にも幅を持たせることが出来るようになります。

 

エクササイズは自分の時間で行うセルフケアにあたるもので、各選手の現状に必要と思われるものとしました。

普段の練習がハードだからこそセルフケアも種類を絞り、短時間で効率的に行えなければ実用的にはなりません。

 

しかし効果的に行うためにはポイントをしっかり押さえなければなりません。

私の指導を受けたことがある方ならご存じでしょうが、これが簡単なようで難しいんですよね…

 

セルフケアだけがプラスに働いている訳ではありませんが。

4月にセルフケアを教えた選手たちで前回同様の痛みを訴える選手は居ませんでした。

また今回唯一となってしまったベストを出した選手もセルフケアを実践していてくれたようです(^^)

 

まぁ普段は私以外の治療家さんやマネージャーさんにお世話になっている訳ですから、その方々に感謝ですm(__)m

逆に全国大会に出場するまではその方々の尽力によるので、全国大会で結果が伴わない現状には申し訳なさが募ります(><)

 

セルフケアをしっかりやる = ベストが出る とは限りません。

ただセルフケアを効果的に行えれば故障の可能性も減り、普段の練習の質が向上します。

練習の質が高まればベストの出る確率も高まります。

 

大会や出張でトレーニング指導をしている選手達が効果的にエクササイズを行えていることを願っています。

また考え得る、出来うる手段でアフターサポートもしていけたらと思っています。

選手の皆さん、頑張っていきましょう!

長座ストレッチ

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