皆様既にご承知の通り、新型コロナウイルスによる影響が社会全体に広がっています。
政府や都が外出制限(いわゆるロックダウンのことです。緊急事態宣言とは異なります)を発表した場合でも、医療機関は診療を行います。
接骨院はどうでしょうか。
接骨院は国家資格である柔道整復師の資格を持った人間が開業しています。
開業には保健所への届け出や立ち入り検査があり、換気・消毒の設備も備えていなければなりません。
そうしたことから接骨院は医療機関であると我々は認識しています。
しかしながら整体やリラクゼーション、マッサージといった“お店”と混同されがちです。
また病院とは異なる保険体制でもあり、微妙な立ち位置にあることも認識しています。
特にきくち接骨院はしっかりしたトレーニング施設もありますので、対応を模索・検討し続けています。
関係機関への問い合わせなども行いましたが、今回のような前例がないせいか回答は得られませんでした。
ご来院されれば我々スタッフとの接触だけでなく同じ空間に他の患者様もいらっしゃり、どんなに対策を立てようとも自宅に居るより感染の可能性は高まります。
また通院の際も感染のリスクと隣り合わせです。
しかしながらご来院されていることでようやく歩け、寝たきりを回避されている方や苦しい痛みに耐えられている状況の方々もいらっしゃいます。
そうした方々からは診療を続けて欲しいと言われています。
非常に悩ましい状況です。
当面の間は公的機関の発表などを注視しつつ、また院内で出来うる対策を行いながら通常通り診療を続けて参ります。
※対策の一部はスタッフの嘆き節の「負けるな!」にありますのでご参照下さい。
これまでご来院頂いている一部の方にはお伝えしていますが、状況によっては休診せざるを得ません。
また我慢出来る痛みであればご来院の頻度を下げたり当分は見合わせてみては、とお伝えしています。
今後休診する場合、既にご予約頂いている方にはお電話にてお知らせします。
また新しい情報はホームページなどネット上にも随時お知らせを出して参ります。
ご不便、ご面倒おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
なお接骨院の電話はIP電話ですので発信する際は050番号で表示されます(03-3590-0001では表示されません)のでご留意下さい。
皆様におかれましてもご不便な生活が続いて心労溜まることと推察いたします。
実際に新型コロナウイルスに感染された方、その現場に携わる方々のご苦労は想像に難くありません。
我々も出来ることなすべきことをしっかりと行い、一日も早い事態解決となりますようお祈りしております。