院長の独り言

  • 院長の独り言
    174.栃木国体

    先日、栃木いちご一会国体、競泳岩手県チームのサポートをしてきました。

    この国体から新しいシーズンと捉えている方もいるようですが…

    これでシーズン一区切りという人の方が多いようなので、ひとまずお疲れ様でした!

     

    国体は3年ぶりでした。

    参加にあたりPCR検査・抗原抗体検査を計4回。

    完全に元通りという訳にはいきませんが、まずは久しぶりに開催出来て良かったです^^

    個人的には沢山の人と久しぶりに会えたことが嬉しかったです。

    中にはテレビ画面上ではよく見ているものの直接会うのは何年振りという、昔関わった選手もいました。

     

    マスク越しでこちらが気付いていないところを「ご無沙汰してます!」と挨拶された時はちょっとしたサプライズで嬉しかったです^^

    他に先月のインカレで診た選手が、変わらず頑張っているのも頼もしく感じました☆

     

    岩手県チームの中にも3年ぶりに会う選手が居ました。

    彼は前回国体時大学生でしたが、今は立派な社会人。

    自分の時間の中で練習し、レベルの高い国体の標準記録を突破して岩手代表になっていました。

     

    彼は学生時代と違って普段の練習時間も相当に限られている中、自己記録を更新する泳ぎを見せてくれました。

    最年長がそんな泳ぎを見せてくれ、チームは盛り上がりました。

    母校からは指導者になった多くの人が来ていました。

    コロナ以前はそうした母校のメンバーで集まることがあったのですが、これはまだ出来ませんでした。

    旧交を温め、新しい知見の情報交換など楽しく有意義な会となるので再開できる日が待ち遠しいです。

     

    この母校の集まりに関し、思い出したことがありました。

    トレーナーとしての私の評価が話題になった時があったのです。

    その中に身体だけじゃなくて心もメンテナンスしてもらえる気がして良かった、という有難い話もありました。

     

    確かに修業時代、先輩達のように上手く出来ないからトーク力を磨こうと頑張っていた時期もありました。

    20年位前T中先生から、これからのトレーナーはメンタルへのアプローチでも重要な役割をもってくると思うよ、と言われたことも心の中にずっと残っています。

     

    ただここのところはおざなりになってきていたかなぁ、と国体の中で思い出していました。

    たまには立ち止まって思い出す作業もいいものですね。

     

    約20年、ずっとお世話になってきた藤原コーチが引退されることも一因だったかもしれません。

    3年ぶりの国体は懐かしく、これまでを振り返る機会にもなりました。

    来シーズン、そして次の鹿児島国体へ向けて改めて頑張っていきたいと思います!

     

    そして藤原コーチ、これまで本当にありがとうございました!!

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    173.オマチカネ?の

    日中はまだ暑い日がありますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。

    真昼に歩くとまだ凄い汗をかきますが、徐々に歩きやすい陽気になってきました。

     

    ということで、久しぶりの歩行view pointの問題です!

    今回はview spotって感じでしょうか。笑

    門をくぐると奥へと道が続いています。

    さらに進むと長い階段があり、さらに奥へと続いていきます。

    途中お地蔵様など石像がいくつもあります。

    緑も多く、奥に行くほど都会の喧騒を忘れるような立派な木々があります。

    階段が少し長いので、我々がオススメしている歩行とはちょっと違うものになるとは思いますが…

    お散歩として立ち寄るには趣深く良いところですね^^

    東京23区内でもここのように自然と昔の名残を感じられるような場所が探すとありますね。

     

    今回はまぁまぁ有名な所です。

    正解多数となるでしょうが、分からない方は是非探しに歩行されて下さい(^^)/

  • 院長の独り言
    172.2022インカレ

    9月になりましたね。

    8月後半は競泳のインターハイ、インカレと臨時休診があってほとんど休診となってしまい大変ご迷惑おかけいたしました。

     

    9月も国体、シルバーウイークとありますが、接骨院での対応もしっかりとさせて頂きます!

     

    さて、8月28‐31日に開催された競泳のインカレ、例年は鹿屋体育大学なのですが、今年は縁あって岐阜聖徳学園大学をサポートさせて頂きました。

    これまで岐聖大、OBの選手を個人的にサポートさせて頂いたことはあるのですが、チームとしてのサポートは初めてのことでした。

     

    まず競泳のインカレについて簡単に説明します。

    インカレは大学日本一の、個人というよりチームを決める戦いです。

    日本代表に入っても、世界大会以上にこのインカレに重きを置いてシーズンを過ごす選手も居ます。

     

    一部の選手にとってはこの成績如何で社会人スイマーの立場が変わる試合です。

    多くの4年生にとっては競技人生の集大成となる大会です。

    それぞれに学生スイマーの熱い思いの詰まった、特別な大会なのです。

     

    前年8位までの大学が翌年の団体出場権を獲得します。(シード校)

    シード校とならなかった大学は各地方支部の大会で大学としての団体出場権を獲得すべく戦います。

    岐聖大は中部学生選手権で団体出場権を得て出場しました。

     

     

    私自身裏方の分際で、競技に対して熱くなり過ぎるきらいがあると思っています。

    なのでどれほどの熱さを持つか分からない初対面の大学生に、クールを装い距離感を探りながら対応をしました。

    外から来た者が一人空回りしてたら滑稽ですからね。笑

     

    ただそんな心配は無用でした。

    やはり純粋に真剣に水泳をしている学生は、チームが変わっても同じでした。

    監督がよくまとめているのでしょう、選手同士仲の良い素晴らしい雰囲気のチームでした。

     

    ケアをしていても筋肉の柔らかい選手が多く、ポテンシャル・伸びしろがまだまだある、成長を見ていきたい個性的な選手ばかりでした。

    働き者のマネージャーが居て、踊ってくれるのもトレーナールームを明るくしてくれました^^

    全国の高校生スイマーにオススメのチームです☆

     

    試合結果は、一部目標到達出来たところもありましたが、悔しいところもありました。

    選手自身、長く一緒に過ごしてきた仲間こそ悔しさが強いのでしょうが、私も悔しかったです。

     

    大きな大会では濃密な時間を過ごすからでしょう、何とも言葉にできない疲労感と複雑な感情になります。

    今回のインカレもそうでした。

     

    岐聖大水泳部、関係者の皆様、スポット参戦の私を温かく迎えて頂きありがとうございました。

    今後も岐聖大、選手の活躍を見守っていきたいと思います(^^)

  • 院長の独り言
    171.コロナの影響

    新型コロナウイルスへの対応もある程度出来てきて、スポーツの試合も少しずつ制限が緩和されてきました。

    そのおかげで私の出張、チーム帯同の仕事も少しずつ戻ってきました。

     

    昨年のインターハイでもコロナで例年と雰囲気など違うと書きましたが、今年もコロナの影響は大きいなと感じることがありました。

    言葉では表現しづらいのですが、チームとしてのところです。

     

    競泳でも試合に臨むにあたって様々な準備が必要です。

    控え場所の場所取り、ウォーミングアップの道具の運搬、セッティング、アイシング用の氷の手配、弁当の準備片付け…

     

    文字にしてみると他愛のない雑用に見えるかもしれません。

    ただ一つ一つに仕事のクオリティがあるのです。

    例えば控え場所の場所取りです。

     

    最近の大きな大会では、数チーム毎に区分けされているため場所取りの優劣が少なくなってきましたが。

    単に広い場所があれば良いのではなく、指定された中でもくつろぎ易い場所を選んで取るのが良い仕事になります。

     

    体育館のような広い、プールとは別に控え場所が指定された場合。

    入口に近い所だと人の出入りが多く、落ち着かない可能性があります。

    逆に奥の方になるとプールまでの移動距離がそれだけ長くなり、少しでも疲れたくない選手にとっては面倒な場所となるかもしれません。

     

    窓の開閉が出来る所であれば、風通しのコントロール出来る窓の近くは居心地良さそうです。

    しかしその窓の方向如何で、直射日光をまともに受けて灼熱地獄となる時間があるかもしれません。

    ただ日光を遮るシート等を準備・活用することが出来れば陽射しに関係なく場所を取ることが出来ます。

     

    控え場所にプールサイド(サブプール=レースを行うプールとは別の、ウォーミングアップ用のプール)が指定された場合。

    水で濡れることが一番避けたいことなので、プールサイドより離れた、高いところを取りたいところです。

     

    特にダッシュが認められたコースの横が指定された場合、スタートから5m過ぎまでは激しい水しぶき、波が控え場所を襲います。

    ここは極力避けたい場所なんですが…(><)

     

    それから夏場の室内プールはとっても熱いです。

    出入り口や開かれた窓の近く、扇風機の近くなどを押さえられるとかなり快適です。

    また日差しが入ってくるようであれば柱などの日陰になるところもポイントです。

    日よけに張るシートなどの準備をしておくこともポイントですね。

     

    ポイントといっても一つ一つは些細なことです。

    レース、アップといちいち長く歩かされてもノーストレスの選手も居るかもしれません。

    控え場所で寝ていて水がかかっても起きない選手も居ます。

     

    ただ試合会場は居るだけで、レースが無くても疲れます。

    したがって良い控え場所は、選手が気付かなくても泳ぐ前提条件を良くします。

    場所取り以外の仕事を含めこうした些細なポイントについて、コロナ前はサポートに回る学生に話さなければと思う機会がほとんどなくなっていました。

     

    サポート学生の先輩が後輩に教える機会があったからでしょう、私が気になるようなことが少なかったのです。

    しかし今年は「これも知らないの??」みたいなことがいくつもありました。

     

    チーム全体として戦う集団になり切れなかった、戦う集団にしてあげられなかった感があります。

    レースをしていない時でも、レースをする人への影響というものは結構あるんです。

    それがチームなんです。

     

    物事は連綿と繋がっていきます。

    それが絶たれたることの影響はやはりあるものですね。

    改めて作り上げていきたいと思います。

     

    東北大会の控え場所に居た岩手のマスコット“そばっち”。

    四国インターハイ会場。

  • 院長の独り言
    170.オマタセシマシタ

    だいぶ間が空いてしまいましたね。

    ご来院頂いている方で熱中症になる人が、ようやく少なくなってきました。

     

    代わりにコロナに罹った、家族が感染したといったご連絡が増えてきているように感じます。

    コロナも熱中症にもならず、楽しい夏にしたいものですね☆

     

     

    お待たせしました!

    3回前の167.荷物の持ち方 で出題しました歩行view pointの答え合わせです。

     

    正解は肥後細川庭園でした☆

    接骨院から新目白通りを東に徒歩20分程度、神田川に面した庭園です。

    庭園紹介 – 肥後細川庭園 (higo-hosokawa.jp)

     

    これまで沢山歩行view pointを紹介させて頂きましたが、この肥後細川庭園はそのいくつかに隣接しています。

    肥後細川庭園は院長の独り言156.157.の胸突き坂院長の独り言 の記事一覧 | 2ページ目 (17ページ中) | きくち接骨院 (ktc-web.net)と、163.164.の幽霊坂院長の独り言 の記事一覧 | きくち接骨院 (ktc-web.net)の間に位置しています。

     

    また161.162.に出てくる江戸川橋公園は、肥後細川庭園より神田川沿いに少し下ったところにあります。

    157.に出てきた永青文庫は肥後細川庭園から入ることも出来ます。

    ちなみに5年程前に現在の名称となりましたが、以前は「新江戸川公園」と言われていました。

     

    今回は有名な場所だったので、ご存知の方は多かったようです。

    ただ名称変更のことをご存知なかった方も何人かいらっしゃいました^^;

     

    なかなか良い庭園です。

    時期によってイベント開催やライトアップもあるようです。

    まだいらしたことのない方は近隣の歩行view pointも合わせて是非どうぞ☆

  • 院長の独り言
    169.緊急投稿

    強烈な暑さで熱中症の報道が増えています。

    当院でも熱中症になった方が多数いらっしゃり、異常事態だと感じています。

    そんな訳で熱中症と暑熱順化について緊急投稿させて頂きます。

     

    ここ数日患者様で熱中症にかかった方の中に、ご自身では熱中症との認識がない方が多数いらっしゃいました。

    熱中症の症状についてはコチラ

    熱中症の症状 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)

     

    ここで問題なのは、熱中症との認識が無いので当然その対処がなされないことです。

    その結果、無為につらい時間を長くしてしまっているのです。

    私も数年前に経験しました。

     

    朝起きると酷い頭痛と吐き気でした。

    そんなに飲んでないけど二日酔いかなぁ、と思いコーヒーを飲んですっきりしようとしましたが逆効果…。

    数日改善せず、陽に当たるとさらに頭が痛くなることでようやく熱中症と認識しました。

     

    こうしたことは誰にでも起こりうるのではないかと思います。

    体温の上昇や身体のほてりがあれば熱中症を疑いやすいでしょう。

    ただそんな症状はなく、クーラー使ってるし水分補給もしてるから熱中症じゃないだろう…といった具合です。

     

    しかし、やってはいても足りなくなってしまうのが水分補給や暑さ対策なんだと思います。

    実際熱中症になった患者様も熱中症対策をしていなかった訳ではありません。

    皆さんも明日は我が身、対策してても熱中症にかかる時はかかると思って頂けたらと思います。

     

    熱中症と気付かない人に多い症状は頭痛、めまい、吐き気、倦怠感あたりです。

    ただこれらは典型的な熱中症の症状です。

    こむら返りや筋肉痛は接骨院で対応出来そうですが、これは熱中症の症状にもあります。

     

    本来熱中症は接骨院・整骨院が対応すべきものではなく、病院で診て頂ければと思います。

    ただ軽度の場合はご自身で対応して頂くことで軽快することが可能な場合もあります。

    応急処置のポイント | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)

     

    身体を冷やすポイントに、首筋(頸動脈)、脇の下(腋窩動脈)、鼠径部(大腿動脈)がよく知られていますね。

    これにプラスして私は頭部、骨盤の真ん中の仙骨部の2か所をオススメします。

     

    この2か所は構造医学で局所冷却を行うポイントですが、かなり効果的です。

    頭痛、めまい、倦怠感がある方は頭部を優先して冷やすことで、当院では良い結果を得られています。

     

    頭部の冷やす場所は、いわゆる後頭部、頭頂部、顔面も含めた気になるところ、が良いです。

    当院に来院して熱中症だと分かった方にはこうした局所冷却と、脳脊髄液の潤滑を高める処置を行い、症状の軽快をみて頂きました。

     

    繰り返しになりますが本院は本来熱中症を診るところではありません。

    ただ軽症であればご自身で対応するよりはマシな対応が出来るかと思いますので、何かございましたらご相談下さい。

     

    熱中症への予防対策として挙げられるのは暑熱順化です。

    暑熱順化 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)

     

    前回のブログでもお風呂(湯船に浸かる)を挙げましたが、お風呂で汗をかくというのが良いようです。

    私はこれにプラスして、冷房の効いた寒い所と外の強烈な暑さという真逆の刺激が自律神経を狂わせがちだと考えます。

    この自律神経を整えるためにもお風呂が効果的だと思います。

     

    注意点はまず入浴前後の(必要を感じたら入浴中も)給水。

    熱いお風呂ではなく、ぬるめ位で普段より少し長めに湯船に浸かることです。

    最近流行りのサウナも良いとされていますね(^^)

     

    また夜や早朝の比較的涼しい時間帯の有酸素運動が効果的とされています。

    夜の歩行をよく行っている私からすると、断然歩行・ウォーキングをオススメします。

    ここ数日は梅雨明け前より同じ時間にウォーキングやジョギングしている人がめっきり減った印象です。

     

    それだけ普段ウォーキング・ジョギングしている人でも控えようと思うほどの暑さなのでしょう。

    この暑さに身体が慣れていない段階でのジョギングは身体への負担が大きすぎるように思います。

     

    私はウォーキングだけでびーっしょり全身に汗をかきます。

    歩く前と終わった直後にはしっかり給水します。

    途中で給水の必要を感じても対応出来るよう小銭も持って歩行します。

     

    暑さに慣れるための筈が逆に熱中症になっちゃったじゃシャレになりません。苦笑

    サウナで我慢大会になったりはもってのほか!

    無理なく着実に暑さに身体を慣らし、楽しい夏を過ごしていきましょう!

     

    いろいろ参考に挙げさせて頂いた日本気象協会のサイトです。

    熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)

    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 院長の独り言
    168.どう持てば⁇

    急に梅雨が明けましたね。

    急激な暑さに疲労が抜けづらく、だるく感じる方も多いかと思います。

    室温管理や水分補給もですが、入浴やしっかりと睡眠をとることも重要かもしれませんね。

     

    前回の荷物の持ち方について質問がありました。

    じゃあどう荷物を持てばいいんだ!と。笑

     

    一応の回答としてはリュックを使って下さい。ということです。

    リュックを使えば両手が空くので腕振りを妨げません。

    自然な腕振りを行えれば無用な筋緊張も減りますので。

     

    ただ、リュックを使っていれば「絶対大丈夫!」という訳ではありません。

    リュックも扱い方によって変な姿勢になりがちだったり、グラグラ動いてバランスを保つのに不要な筋活動を要したり…。

     

    リュックを背負うことで身体に良くないパターンも沢山見かけます。

    パーフェクトな対策はないのかもしれません。

    ただ前腕部分に荷物を引っ掛けて持つことよりはマシかと思います。

     

    荷物を持つことの最善策を考えていない訳ではないのですが…。

    対策が形になったら紹介させて頂きます!

     

    前腕部に荷物を引っ掛けて持つ人は、なぜあんな非効率なことをされるんだろう?

    若い女性にこの質問をしたところ、ブランド物の小さなバックであればあの持ち方が可愛く見えるからだとのことです。

     

    ハイヒールもそうですが、オシャレに動きの効率を求めるのは無粋といったところでしょうか⁈

    個人的には機能美を追求していきたいと思います(^^)

  • 院長の独り言
    167.荷物の持ち方

    投稿をさぼっている間に梅雨に入りましたね。

    患者様の身体が急に皆さん強張った日があったりと、天候が身体に影響を及ぼす位不安定です。

    温度・湿度等の変化で体調管理の難しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

     

    今回の歩行view point、写真多めでお送りします。笑

    ご覧の通り広―い所ですからお分かりの方も多いかと。

    分からない方も是非見つけて頂いて、散策されてみて下さい☆

     

    さて前回の歩行view pointは高田馬場駅から接骨院に来る途中にある神田川(神高橋‐高塚橋間)でした。

    接骨院にいらしている方々は全員正解でした(^^)

    この鯉のぼり、コロナ禍で数年お休みでした。

    しかし無くなると寂しいものでした。

    今後毎年見られることを祈るばかりですし、鯉のぼりを設置して下さる高田3丁目町会の方々には感謝、感謝です。

     

    さて、今回は私の嫌いな歩行、姿勢に繋がる荷物の持ち方ついて。

    写真のように肘を曲げて荷物を前腕部分にかける持ち方です。

    女性によく見かける格好です。

    荷物を落とす訳にいきませんから基本的に肘、肩関節は固定します。

    さらに連動して手首も上に持ち上げて無駄に緊張させています。

    こうした関節の角度を一定に固定させたままにしておく筋肉の収縮形態が続くと、筋肉は疲労します。

     

    筋肉は動いて(収縮)、休んで(弛緩)が繰り返されるとポンプ作用がおきて疲労物質が除去されます。

    しかし収縮し続けて弛緩がないと疲労物質は流され辛く、溜まり易くなります。

     

    またこの姿勢を保つために使われる筋肉は腕、肩だけではありません。

    首まわり、胸筋群から背中といった体幹の筋群にも影響があります。

    こうした普段の使い方のクセが首痛、肩痛などの誘因となることは非常に多いです。

     

    この姿勢が強く癖づいた歩行では、一歩動くたびに片方の肩・体幹を持ち上げて左右に大きく身体を振るようになります。

    そのメカニズムは簡単に以下のようになります。

     

    まず体幹と上肢の角度を固定するため腕振りがなくなってスムースな重心移動が出来なくなります。

    その分体幹を使って代償運動で重心を移動し、足を動かすようになります。

    この歩き方での長時間歩行は身体に無理がきます。

    歩行が身体に良いモノとお薦めしてきていますが、この歩き方では逆に身体に良くありません。

     

    この歩き方をしている人、街中でもよくお見掛けします。

    原因の全てが荷物の持ち方という訳ではないでしょうが、腕に荷物を引っ掛ける癖のある方は要注意です。

     

    ちょっとしたクセから身体は悪い方に崩れてしまうことがあります。

    この荷物の持ち方はその典型例だと思っています。

    皆さんもお気を付け下さい☆

  • 院長の独り言
    166.GWの景色

    GW真っ只中!

    皆様いかがお過ごしでしょうか?

     

    接骨院周辺ではこの時期しか見られない景色があります。

    コロナ禍でここ数年見ることの出来なかった景色ですが、これを今回の歩行view pointとします。

    さてどこでしょう?超ボーナス問題です。笑

    これまでで一番接骨院から近く、多くの方々がここを通って接骨院へいらっしゃると思われるところです。

    GWが終わるとこの光景はなくなってしまうので、お時間のある方は答え合わせ兼ねて見にいらして下さい(^^)/

     

    前回の歩行view pointも接骨院から遠くないところにある新宿区立藤兵衛公園でした。

    藤兵衛公園 | 新宿区公園探訪 (koentanbo.com)

     

    これまで紹介させて頂いてきた公園と比べると小さな公園ですが、とても綺麗な公園です。

    ちょっとランチを食べに行くにはもってこいの公園です。

    皆様も歩行、ランチのついでに是非いらして下さい☆

     

     

    歩行についてはまだまだ書きたいところがありますが…

    ここに書く準備時間がここのところ全然取れないもので…

    今回は鯉のぼりの写真を載せたかったもので、ご容赦下さい。

     

    またきくち接骨院では人材不足が深刻になっていますので、ご興味のある方あるいはそんな方をご存知の方はお知らせ下さい。

    スタッフ募集 | きくち接骨院 (ktc-web.net)

    それではGWあと一日、皆さん楽しまれて下さい☆

     

  • 院長の独り言
    165.スリラー

    数日春を通り越したような暖かさが続きましたね。

    今日は一転寒いですから温度差には気を付けていきましょう!

     

    今回の歩行view pointです。

    陽気のせいかお弁当を食べている人もいらっしゃいました。

    日差しの元食べる食事は3割増しで美味しそうですが、さてどこでしょう?

     

    前回の歩行view pointは目白と池袋の間、西池袋にある自由学園明日館でした。

    ここは国指定重要文化財です。重要文化財 自由学園明日館 (jiyu.jp)

    現在も様々使われていて、見学も出来るようです。

    きれいな建物ですので、機会がありましたら見に行かれてはどうかと思います(^^)

     

     

    さて前回、幽霊の腕の使い方の話をしましが。笑

    ちょっと気になってマイケルジャクソンのスリラーの動画を確認しました。

    Michael Jackson – Thriller (Official Video) – Bing video

     

    見て頂ければ分かりますが。

    スリラーでのダンスでも手の甲の方から腕を持ち上げたり、肩から腕で重心を持ち上げることで足を持ち上げて歩く(移動する)ような振り付けが出てきます。

     

    幽霊の身体の使い方は洋の東西を問わず同じ見解なのかな?と思っちゃいました。

    スリラーを見ると、ダンサーがちゃんとゾンビに見えます。

    その動きのパターンの一つに腕から肩を使った不自然な、非効率的な重心の使い方があります。

     

    いずれにせよ生きている人の本来的な動きとの違いを出すための身体の動かし方を表現している、とすると納得がいきました。^^

     

    皆さんもまだ棺桶に足を入れた訳ではないでしょう。笑

    ゾンビや幽霊に見間違われないよう、自然な、効率的な動きをしていきましょう(^^)/

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