院長の独り言

  • 院長の独り言
    114.W杯にて

    W杯といえばサッカーやラグビーのイメージがあるかもしれませんが。

    競泳でもW杯はあるんです^^

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    毎年世界の数都市で開催され、各国の代表選手と開催国で標準記録を切った選手が出場します。

    今年の東京大会は11/8-11、辰巳国際水泳場で行われました。

     

    この辰巳国際水泳場は今月末からオリンピックに向けた改修工事で使えなくなります。

    そしてこのプールから見えるところに新たなプールも建設中です。

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    今の東京はオリンピックを契機にこうした大きな施設が簡単に、当初の予算をオーバーしてもすんなり出来ていく気がします。

    私は東京に居ながら地方のチームを長年見てきていまます。

    地方では国体などがあっても既存の施設でやりくりしたり、

    “箱モノ”が出来たら公務員が「給料下がったのはあれのせいだ」と話していたり。

     

    元々人口比率が違いますし、そもそも私が大局を見えていないのかもしれませんが…

    東京オリンピックに関わる事業では、招致時に言っていたことと実際のギャップに違和感を覚えます。

     

    まぁ私は招致前から東京でスポーツに関わってますから、得られる恩恵は拒否することなく

    あずかりたいと思います(^^)

     

     

    スポーツ自体は素晴らしいものです。

    W杯では身近に外国のトップアスリートを見ることも出来ました。

    今回アッププールですれ違った女子選手に見惚れてしまいました^^

     

    ジャマイカのアリア・アトキンソン選手です。

    泳ぎは見られなかったのですが、その背中に惚れ込みました。笑

     

    肩甲骨は分厚い筋肉に包まれてますが上部のみが肋骨にぶら下がっているような感じです。

    肩自体上がっておらず、その肩幅は翼が生えたような迫力。

    ウエストにあたる腰背部はキュッとしまっていて腰より上の背中自体、逆正三角形のよう。

     

    その姿を画像でご紹介することがで出来なくて残念です。

    東京オリンピックでは彼女を応援したいと思います!

     

    他にも海外の選手に素晴らしい背中の持ち主が沢山居ました。

    民族的なものなのか、トレーニングなのか、生活習慣なのか…

    様々要因はあるでしょうが、違いを生む要因が知りたくなりました。

     

    スポーツ、アスリートは好奇心を擽る素晴らしいものですね。

  • 院長の独り言
    113.超簡単料理 油そば

    久しぶりの超簡単料理です^^

    今回は鹿児島県鹿屋市の有名ラーメン店「ねぎらぁめん」さんの油そばを使います。

    先日、日本百貨店で買ってきたものです。

    これから店舗販売のようですから、今はまだ作れないかもしれませんが^^;

     

    ゆくゆくは人気になってネットなどでもお買い求め頂けるかもしれません。

    鹿屋にお住いの方、ご興味ののある方々に流し読みして頂けたらと思います(^^)

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    用意するもの

    ねぎらう麺(一玉、付属の醤油だれ、ニンニクパウダー、ラー油)

    チャーシュー(今回は自家製バラ肉のローストポークを用いましたが、市販のもので大丈夫かと)

    玉ねぎサラダ(スーパーのカット野菜)

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    作り方

    ①スープやニンニク、チャーシュー、玉ねぎサラダをすぐに出せるようにしておく

    ②沸騰したお湯に麺を入れて5分茹でる

    今回は下の100円ショップのレンジで出来るパスタ用のものを用いました

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    この場合目盛まで水を入れ、蓋を外した状態で沸騰するまでレンジをかけます

    沸騰したら麺をほぐして入れます

    今回は麺を入れてから800Wで4分40秒でした

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    ③茹で終わったら蓋をして湯切りし、麺を丼に移します

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    ④醤油だれ、ラー油、ニンニクパウダーを適量かけて混ぜます

    ⑤チャーシュー、玉ねぎサラダを盛りつけて出来上がり!

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    玉ねぎサラダの量は写真で25~30g程度。

    実際には食べていて追加したので計50gほど。

     

    ③④⑤を手早くするのがコツです。

    盛りつけ後も具を混ぜてから食べて下さい(^^)/

     

    これまでご紹介してきた料理は超簡単で美味しいのが大前提。

    その上でアスリートにも勧められるような栄養の良い、ヘルシー食がほとんどでした。

     

    今回の油そば、栄養面では△でしょう。

    ただ栄養学の専門家も「お菓子は心の栄養」と言っています。

    心の栄養に油そばもいいんじゃないでしょうか?!笑

     

    油そばのトッピングは店主の方いわく、たくさんのバリエーションが考えられるそうです。

    今回はそんな中から考え得る、超簡単で美味しくて栄養的にも悪くないものです。

     

    よろしければお試し下さい!

    またもっと簡単で美味しい食べ方がありましたらお知らせ下さいー

  • 院長の独り言
    112.国体で感じた力不足

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    少し前になりますが、福井国体(競泳)で岩手県チームに帯同してきました。

     

    北陸は人生初でしたが天候には恵まれませんでした。涙

    外プールのためコンディションが心配でしたが、選手はそんなに苦にしてなかったようです。

    スタンドからの眺めの良いプールでした。

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    仲の良いトレーナーは何人も居るのですが、考え方も似ていて気の合うトレーナーさんがいます。

    今回話題に挙げる方は試合会場で仲良くなった方です。

    現在私と同じく地方のチームに付いているという共通点もあります。

     

    この方は見ている選手をリオ五輪に送り出しましたし、今回も優勝者を出していました。

     

    このトレーナーさんの見ている選手はウォーミングアップがちょっと違っています。

    ウエイトトレーニングで用いるバーを控え場所に持ち込んで動きを作っているのです。

    現在ウエイトトレーニングの器材を用いてアップを行うチームはココだけでしょう。

     

    私自身、現役最終年はリハビリのために試合会場でも錘(オモリ)を用いてアップをしていました。

    しかしチームで一番遅い選手のすることは誰も真似しません。笑

    試合会場に錘を持ち込んでいるのを見たのは、私自身以外初めてかもしれません。

     

    ただ私が驚いたのはトレーニングのやり方です。

    もっと言うと基本がしっかりと出来ていて、普通に(選手にとって当たり前といった感じで)

    アップに取り込まれていたことです。

    特にシャフト(錘を付けるバー)を握るグリップがしっかりしていて、

    シャフトを動かす方向や腕の軸(角度)などもきっちりしていたのです。

     

    このあたりは非常に繊細なところで、ちょっとズレただけで効かせたいところに効かなくなります。

    私と同じ師匠に教わった人以外でここをきっちり指導しているトレーナーは、初めて見ました。

    基本中の基本のはずですが、多くの指導者に軽視される点です。

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    このトレーナーさんと話をするとグリップ等のことはもちろんご承知で、

    その違いで負荷のかかる軸が変わることまでしっかり把握されていました。

     

    私が言うのもおかしな話ですが、こうした基本中の基本をしっかりされているからこそ

    結果を出してらっしゃるんだろうなぁ、と思いました。

    またトレーニングの一面を見ただけでこうしたところが垣間見えるのだから、

    他の面でもきっちりとした指導をされているんだろうなぁと思いました。

     

     

    私もトレーニングの現場ではグリップ等基本をしっかり指導しているつもりです。

    しかしその重要性を上手く伝えられていないため、次の指導の際にはほとんどの選手が

    きっちり出来なくなっています。

     

    これはしょうがないこと、多少崩れてもやらないよりはプラスになるはずだから…

    と見過ごしてきました。

     

    また試合会場でシャフトなどを用いないのも、選手が疲労を嫌がるだろうと考えたからでした。

    しかしこれは裏を返せば自分の指導に自信が持てていないからかもしれません。

     

    力不足を感じました。

    「そんなもんだ」「しょうがない」

    といった言葉で済まさず、もっともっと追求していかなければいけないと感じました。

     

    私自身、年々体力が落ちていくのを痛感していますが。涙

    突き詰める気力はまだまだ高めていきたいと思います!

  • 院長の独り言
    111.インカレ2018

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    今年も競泳のインカレ(日本学生選手権)でサポートしてきました。

     

    今年はこのチームの何人かに、故障予防のためのセルフケアを個別指導していました。

    そうは言っても大きな大会の時しか顔を合わせないので継続しづらい状況ではありました。

     

    昨シーズンずっと痛みを抱えていた選手に、冬の大会時にはじめて指導したら

    「ストレッチとか補強って嫌いなんです」

    とあからさまにやりたくない発言をしていました。

     

    春先にもう一度指導した際も、セルフケアに対する積極性はあまり感じられませんでした。

    しかし次に会った時、控え場所で自ら指導したことを実践している姿が見られました。

     

    「あれっ?やってたの?(笑)」

    「当たり前です!ちゃんとやってますよ!」

     

    少し嬉しくなりました。

    他の人に聞いてもその選手はぼちぼちやっているとのことでした。

     

    そして今回のインカレ。

    高いレベルでベストも出たので結果は良かったと言っていいでしょう。

    また昨年までは強い痛みを訴えながら泳いでいたのですが、今シーズンはそんなことなく済みました。

    セルフケアを継続した成果と言えるかもしれませんね。

     

    何事もそうかもしれませんが、セルフケアもポイントを押えなければ効果的なものになりません。

    高い意識で継続するのは簡単でないですから、この選手の努力は褒められてしかるべきでしょう^^

     

    今後は他の選手も成果を出しやすくなるよう、

    理解・継続しやすい環境作りや動機付けなどを考えたいと思います。

     

    今回はまずまずのベスト率で、数年振りの表彰台もありました。

    チーム外の水泳関係者から活躍を称えられたりもしました。

    しかし目標としていたシード権奪回はなりませんでした(><)

     

    何度も日本一になっている他の地方大学も、ウチと同じくシードに届かなくなっています。

    かつて11連覇を成し遂げた名門も、今年はギリギリの戦いをしていました。

    大学水泳の流れは大きく変わってきています。

     

    そんな流れはありますが、出来ることを着実に積み重ね、捲土重来を期したいと思います!

  • 院長の独り言
    110.東海インターハイ

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    お盆明けの16日からインターハイに出場する契約チームに帯同してきました。

    今年も選手が頑張ってくれました^^

     

    ただ気になることが2つ。

     

    数年前からインターハイでもB決勝というものが出来ました。

    それまでは予選上位8人による決勝のみでした。

    これに加え予選9~16位の選手によるB決勝も始まったのです。

     

    B決勝が採用される前は決勝に残れなくても9~16位に入る種目がままありました。

    しかしB決勝が行われるようになった数年前から16位に入ることが難しくなりました。

     

    これが一段上に行こうとすると生じるプレッシャーなんでしょうか…。

    私もトレーナー歴が長くなってきているので…

    選手がプレッシャーを跳ね返せるくらいの自信を持ってもらえるケアをしたいものです。

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    もう一つ気になることがあります。

    高校で成長し、続ければ面白いと思う選手が引退してしまうことです。

    近年私が見ているチームでこんな選手が増えています。

     

    水泳選手として成長する姿を思い描けないのか、水泳をやり切った感じになってしまうのか…

    はたまた水泳を嫌いになってしまったのか^^;

     

     

    今年のインターハイで、個人的な奇跡が起こりました。

    帰りの新幹線、指定した席の隣に20数年振りに見る知った顔が。

    なんと大学水泳で知り合った他大学の選手でした!

     

    彼は専門の指導者も居ない大学でしたが速かったです。

    優秀な大学を卒業後は水泳とは無関係の一流企業でバリバリ働いています。

     

    私は水泳は遅かったものの環境の良い体育大学でした。

    下手の横好き的な感じで現在も水泳の現場に携わる仕事をしています。

     

    また彼は水泳を現在も水泳を続けていて今年の日本マスターズでも活躍していました。

    私の方は水泳の伸びしろに限界を感じ、ここ数年は全く泳いでいません^^;

     

    全く違う人生を歩んでいますが、「水泳」をキーワードに20数年ぶり

    とは思えない位話が盛り上がりました。

    普段チーム帯同後の帰路は人と顔を合わせるのも億劫でただただ眠るんですが、

    この日は楽しい時間を持つことが出来ました^^

     

     

    また今回後輩が企画してくれた大学水泳部OB、OGの集まりも熱く楽しいものでした。

    世代の違いはあれど、多感な時期に同じ場所で厳しい練習をこなした者同士

    ならではの集いとなりました。

     

     

    これら楽しい時間は大学水泳をしたからこそ得られたのだと思います。

    青春真っただ中(笑)に「水泳」を通して繋がった仲間は、

    かけがえのない人生の財産となっています。

     

    水泳以外でも青春時代は得難い経験、仲間を持つことが出来るでしょう。

    水泳を続けて苦しいことも挫折することもあるかもしれません。

    私も挫折を経験済みです。

     

    ただどんな人生を選択しても、失敗するリスクは無くなりません。

    せっかく高校まで人より沢山泳いで、速くもなったのだから今後も水泳を活かせる

    進路を選択したら、と思ったりします。

     

    水泳を続けると良いことがある!と思わせるような強烈な成功例を身近で見てもらえるよう、

    今後もトレーナー業を頑張っていきたいと思います☆

  • 院長の独り言
    109.灼熱の東北大会

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    競泳のインターハイへ最終関門となる、東北大会のサポートで山形へ行ってきました。

    全国的な猛暑の中、試合はご覧のように外プールで行われました。

     

    東京で東北と聞くと涼しいイメージですが…

    山形はかつて最高気温の日本記録を持っていたこともある暑い土地柄です。

     

    大会初日に外気温が37℃を示し、プールコンディション30.?℃と発表されたように記憶してます。

    この発表は早めの時間で、以降のプールコンディションは把握していません。

    おそらくその後はもっと暑くなっていたことと思います。

     

    最終日の1500m決勝ではトップを泳いでいた選手をはじめ

    まともに泳げなくなった選手が続出する前代未聞の異常事態でした(><)

     

    こんな状態の中、標準記録を突破するか3位以内に入らなければ

    インターハイへの出場権は得られません。

    今年は暑さのためでしょう、東北からのインターハイ出場者はかなり減ってしまったようです。

     

    これまで外プールの東北大会では寒さ対策で苦労することばかりでした。

    水温が18℃にも満たなかったり…

     

    それが今年は暑さ対策。

    インターハイ出場を決めるこうした大会は、気候に左右されない室内プールで

    行ってもらえたらなぁと思わずにいられませんでした。

    インターハイ出場の有無で人生の変わる選手も居るのですから。

     

     

    盛岡南高校をサポートするようになってもう15年目でしょうか。

    毎年東北大会では選手の成長を強く感じます。

    (東北大会が選手全員会場に居る最後の大会となるからです)

     

    出場する選手が全力を尽くすのは当然です。

    ただ全力を尽くした結果は、力が出しやすい環境を整えてくれる人達の助力で

    大きくプラスになることがあります。

     

    東北大会出場を逃した選手やその日レースのない選手はサポートに回ります。

    1年生より2年生、2年生より3年生の方がサポートの動きも早く、的確です。

     

    今回体育館が他の場所より涼しかったので、そこでケアを行っていました。

    しかし体育館はプールから離れていたので、レースの間隔が短くなる午後には

    ベッドをサブプール(ウォーミングアップ用のプール)に移動する必要がありました。

     

    初日1年生にこれを任せると、重いベッドは人任せだったり、運んでも場所を間違えたり…

    初めてですから仕方ないですが、鍛え甲斐を感じました。笑

     

    2年生のサポートになると大変なことほどやってくれようとしてくれます。

    他に何かありますか?と積極的にチームに貢献しようとする意図が前面に出てきます。

     

    3年生のサポートとなると他に敷物は何枚運ぶか?クーラーボックスも移動すべきか?

    といった具合に自分でも考え、付随するものまでやろうとしてくれます。

    チームにとって欠くことのできない、裏方の大エースです☆

     

    全員が自ら選手として活躍したくて入学してきたはずです。

    しかし全員がエースになることも、リレーに出られる訳でもありません。

     

    それでもチームが最大限の力を発揮できるように考えると、

    試合に出られなくてもやれることは沢山あるんです。

    こうしたことに気付き、考え、実行出来る人が集ることでチーム力は高まります(^^)

     

    これはスポーツに限らず、どんな小さな組織にも言えることでしょう。

    この3日間盛岡南の選手は、1年生から全員がスイマーとしてだけでなく

    人として大きく成長してくれたことと思います。

    選手達は次のステージに進んでも、自信を持ってこの経験を活かして欲しいと思います。

     

    残念ながら3年生には引退となってしまった選手も居ます。

    最後までしっかり頑張ってくれました!

    シーズンが続く選手達は、次の大会でも期待しています!

     

    リレーの決勝で入場する盛岡南の選手達

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    リレーを応援する選手達(岩手県では県内の他校選手も応援します)

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  • 院長の独り言
    108.神、現る!

    気象庁が高温に関する記者会見を開いて注意を促した期間中の7月17日。

    きくち接骨院では朝からエアコンが動かなくなりました(><)

     

    このことはこのネット上でもお知らせしたのですが、翌日神が現れました!

    近所の患者様が「使って下さい」と扇風機をお貸し下さったのです。

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    そんなこんなでいらした患者様の多くから

    「思ったより暑くないよ。」

    と言って頂けました☆

     

    接骨院のエアコンは修理に少々時間がかかりましたが19日に完了いたしました。

    現在は通常通りの診療に戻っております。

     

    皆様にはご迷惑おかけいたしました。お詫び申し上げます。

    Mさん、接骨院の神でした!

    本当にありがとうございました!!

  • 院長の独り言
    107.合宿!

    先日、競泳の東北大会に向けた岩手県の合宿に1拍2日で弾丸帯同してきました。笑

    接骨院運営の都合上短い時間しかサポート出来ず、少々心苦しい参加となりました。汗

     

    世間はサッカーのW杯で盛り上がってますが。

    競泳界も徐々に盛り上がってきてます!

     

    お盆過ぎに行われるインターハイに向けた都道府県大会が、先月中ごろから全国で行われました。

    W杯に例えればインターハイが決勝トーナメント、今はグループリーグ(予選)真っ只中

    といった感じでしょうか?

    初戦(都道府県大会)を終えて予選最終戦(ブロック大会)に向けて練習、調整中と言えるでしょう。

     

    W杯では乾、大迫選手など、数字に表れるような目立つ活躍をする選手が居ました。

    彼らはチームの中核(エース)と言える存在でしょう。

     

    競泳は個人競技と言われがちですが、実はチームスポーツの側面も持っています。

    競泳におけるエースとは常に決勝に進み、表彰台に登ったりリレーの核となるような選手でしょう。

     

    W杯では本田、槙野選手など出番は少なかったものの貢献度が高かったと

    紹介するメディアがありました。

    試合に出ていなくても常にチームに貢献するには何があるか考え、実践していたそうです。

    試合を外から見て気付いた点をレギュラーと話したり、

    練習中はもちろん普段から声を出して雰囲気を良くしたり…

     

    競泳でもこうした縁の下の力持ち的な存在がチームを支えます。

    自己ベストは速くないのに練習では常に先頭を泳いでグイグイ引っ張る選手。

    辛い練習でみんながタイムを落とす中踏ん張り続ける選手、

    そんな時ほど大きな声でチームを鼓舞する選手。

     

    合宿でみんな疲れているのに宿舎に帰って淡々と普段通りの補強をする選手。

    ごはんの準備や片付けなどの雑用を、疲れていても率先して行う選手。

    練習の細かなやり方や心構えなどアドバイスする選手。

     

    こうしたことの積み重ねが競泳でもチームとして結果に表れます。

    チームの絆が深いと一人の力泳をきっかけに他の人もベストで続くということが起こります。

    雰囲気が良いと最後のノーブレ(無呼吸泳)を後押ししたり、

    その結果タッチの差で勝ち切ったりします。

     

    試合帯同だけでもある程度はチームの雰囲気を掴むことが出来ます。

    ただ、手探りだったり時間がかかったりします。

     

    今回のように合宿に参加して普段の練習や生活をに触れられるとチームのことがさらに分かります。

    単純にケアで故障から回復する、陸上トレーニングを見るだけではないメリットです(^^)

     

    実際今回の練習中、タイムを出せない選手が普段は優しい先生に猛烈に怒られ、一人だけ“増し”
    のダッシュをしているのを見ました。
    泳いでいる最中はチームメイトが応援し、この日一番のタイムで泳ぎました。
    この選手が本番泳いでいる時は、こんな背景をチーム皆が共有しているのでしょう。

     

    水泳界も佳境に向かいますが、こちらも良いサポートが出来るよう準備していきたいと思います!

     

     

    梅雨空の元、早朝スイム練習後の陸上トレーニング!

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    盛岡市立総合プール名物“カツサンド”と盛岡のソールフード“フクダパン”

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  • 院長の独り言
    106.セルフケア

    5/24-27で競泳のJAPAN OPENが行われました。

    期間中、契約チームのコンディショニングで会場に毎日通っていました。

     

    このチームもそうですが、地理的な問題で普段診ることのできない選手を大会直前に診ることがあります。

    しかもそれが大きな全国大会…。

    難しさは選手だけでけでなく、我々トレーナーにとってもあります。

     

    ただ難しさばかりにフォーカスしても前進はありえません。

    大会も選手と関われる数少ない機会ですから、そこで出来ることをやりきろうと思っています。

     

    今回と4月の日本選手権で、時間のある選手に個別でエクササイズを教えました。

    私の手が届かないところでも、継続してフィジカルコンディションを向上・維持しようという意図でした。

    また普段から行うことで、大会期間中のアプローチ方法にも幅を持たせることが出来るようになります。

     

    エクササイズは自分の時間で行うセルフケアにあたるもので、各選手の現状に必要と思われるものとしました。

    普段の練習がハードだからこそセルフケアも種類を絞り、短時間で効率的に行えなければ実用的にはなりません。

     

    しかし効果的に行うためにはポイントをしっかり押さえなければなりません。

    私の指導を受けたことがある方ならご存じでしょうが、これが簡単なようで難しいんですよね…

     

    セルフケアだけがプラスに働いている訳ではありませんが。

    4月にセルフケアを教えた選手たちで前回同様の痛みを訴える選手は居ませんでした。

    また今回唯一となってしまったベストを出した選手もセルフケアを実践していてくれたようです(^^)

     

    まぁ普段は私以外の治療家さんやマネージャーさんにお世話になっている訳ですから、その方々に感謝ですm(__)m

    逆に全国大会に出場するまではその方々の尽力によるので、全国大会で結果が伴わない現状には申し訳なさが募ります(><)

     

    セルフケアをしっかりやる = ベストが出る とは限りません。

    ただセルフケアを効果的に行えれば故障の可能性も減り、普段の練習の質が向上します。

    練習の質が高まればベストの出る確率も高まります。

     

    大会や出張でトレーニング指導をしている選手達が効果的にエクササイズを行えていることを願っています。

    また考え得る、出来うる手段でアフターサポートもしていけたらと思っています。

    選手の皆さん、頑張っていきましょう!

    長座ストレッチ

  • 院長の独り言
    105.ピクルス

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    超簡単料理、今回はピクルスです☆

    これから暑い時期には酸っぱくて良いですね。

    常備野菜としても便利です(^^)

     

    まずは材料。

    にんじん、大根、きゅうり、パプリカ、ヤングコーン(以上が上の写真)

    他にセロリ、プチトマトなど野菜はお好みです☆

    あとは鷹の爪(唐辛子)とミツカンのカンタン酢。

     

    ちなみに鷹の爪、パプリカの写真です。(私も昔は鷹の爪?パプリカ??だったので。汗)

    鷹の爪はスパイスなどの調味料の売り場に置いてあることが多いようです。

    パプリカはピーマンみたいですが、サイズはピーマンよりかなり大きいです。

    鷹の爪 IMG_2592

     

    鷹の爪は下の写真のビンに1つです。(カンタン酢のボトルは1L)

    簡単酢

    作り方

    ①野菜をほど良いサイズに切ります。

    サイズはばらつきなく、同じくらいになる方がより良しです。

    均等に漬かるからです。

     

    にんじん、だいこんは皮を剥いてから切ります。

    皮を剥くのにはピーラー(皮むき器)を使うと簡単です。

    ピーラーについてはコチラhttp://the360.life/U1301.doit?id=530

    ちなみに私のは100均です^^;

     

    ②容器に切った野菜、鷹の爪を詰める。

    容器一杯になるまで入れた方が良いでしょう。

    ちなみにこの瓶も100均です(^^)

     

    ③カンタン酢を入れる。

    野菜がしっかり浸るまであるいは容器一杯まで入れて下さい。

    今回のレシピでは他のお酢は不可です。

     

    ④冷蔵庫に1日以上漬けて出来上がり☆

    個人的には3日以上漬けた方が味がしみ込んでいて好きです。

     

    ※写真では同じ瓶に複数の種類の野菜が入ってませんが、

    一瓶にたくさんの種類の野菜が入った方が美味しくなります。

     

    ※1回漬けて残ったお酢は捨てずに次回漬ける時は残ったお酢に

    さらにカンタン酢を継ぎ足していった方が旨味が増します。

    ただし衛生面にはくれぐれもご注意下さい。

    ※ヤングコーンは下の写真のように下処理された商品を用いれば、そのまま漬けて大丈夫です。

    下処理されてない場合は茹でる必要があり、面倒になります(><)

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    ピクルスのレシピもいろいろあって、以前は他のレシピでやってましたが…

    このカンタン酢を用いると他の調味料を使わずに済むし沢山の工程を省くことが出来ました。

    しかも安定して美味しく出来ます^^

     

    これまでの超簡単料理に比べれば野菜を切るなど手間が少々かかります。

    しかし1回一瓶分漬けてしまうと生野菜以上に、はるかに保存が効いて便利です☆

     

    こってりした肉料理の付け合わせに最高ですし、サラダ変わりにもなります。

    お新香で日本酒を飲むようにワインなどのお酒のつまみにもなります。笑

     

    ピクルスは漬けた液も一緒に摂ると栄養価がさらに高まります。

    野菜のビタミンCは液体に溶け込んでいますし、疲労回復効果のあるクエン酸も沢山摂れます。

     

    自炊アスリートだけでなく、野菜不足になりがちな一人暮らしの方にもオススメですよー

     

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