院長の独り言

院長の独り言
111.インカレ2018

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今年も競泳のインカレ(日本学生選手権)でサポートしてきました。

 

今年はこのチームの何人かに、故障予防のためのセルフケアを個別指導していました。

そうは言っても大きな大会の時しか顔を合わせないので継続しづらい状況ではありました。

 

昨シーズンずっと痛みを抱えていた選手に、冬の大会時にはじめて指導したら

「ストレッチとか補強って嫌いなんです」

とあからさまにやりたくない発言をしていました。

 

春先にもう一度指導した際も、セルフケアに対する積極性はあまり感じられませんでした。

しかし次に会った時、控え場所で自ら指導したことを実践している姿が見られました。

 

「あれっ?やってたの?(笑)」

「当たり前です!ちゃんとやってますよ!」

 

少し嬉しくなりました。

他の人に聞いてもその選手はぼちぼちやっているとのことでした。

 

そして今回のインカレ。

高いレベルでベストも出たので結果は良かったと言っていいでしょう。

また昨年までは強い痛みを訴えながら泳いでいたのですが、今シーズンはそんなことなく済みました。

セルフケアを継続した成果と言えるかもしれませんね。

 

何事もそうかもしれませんが、セルフケアもポイントを押えなければ効果的なものになりません。

高い意識で継続するのは簡単でないですから、この選手の努力は褒められてしかるべきでしょう^^

 

今後は他の選手も成果を出しやすくなるよう、

理解・継続しやすい環境作りや動機付けなどを考えたいと思います。

 

今回はまずまずのベスト率で、数年振りの表彰台もありました。

チーム外の水泳関係者から活躍を称えられたりもしました。

しかし目標としていたシード権奪回はなりませんでした(><)

 

何度も日本一になっている他の地方大学も、ウチと同じくシードに届かなくなっています。

かつて11連覇を成し遂げた名門も、今年はギリギリの戦いをしていました。

大学水泳の流れは大きく変わってきています。

 

そんな流れはありますが、出来ることを着実に積み重ね、捲土重来を期したいと思います!

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