院長の独り言

院長の独り言
136.歩行は重心移動から

前回のブログの写真はどこかということが、接骨院でちょっとした話題となりました。

あれは中井駅付近、山手通りの陸橋から新宿駅方面の景色でした。

 

この陸橋は神田川も渡っているのですが、その神田川の延長線上にスカイツリーを望むことが出来ます。

残念ながらこの方向には金網があり、写真を綺麗に撮ることは出来ませんでしたが(><)

 

接骨院からは徒歩25分位離れているので、歩行コースには不向きな方もいらっしゃるかと思いますが。

お近くの方など機会がありましたら歩行がてら景色を楽しまれて下さい☆

 

 

さて下の、今回の景色はどこでしょうか…?笑

 

高戸橋交差点

 

 

だーいぶ前になりますが、このブログで体幹について書きました。

体幹を鍛えるにはまず体幹を形成する骨の並び(骨格)が正しい位置関係(良い姿勢)にあると良いです。

良い姿勢であれば骨に繋がる筋肉の動作環境も良くなりますので効果的です。

 

歩行では全身の筋肉が律動的に使われます。

背中が丸い人は丸いなりに全身の筋肉が律動的に活動します。

 

下の写真(本院ホームページより転用)ように、重心移動を利用すると倒れないために足が出て(①~③)歩行が開始されます。

また、崩れたバランスを保つために腕振りが行われます。

足跡

なお背中が丸かったり頭が前にある人は、正常な人より最初から重心が前にあります。

最初から重心が前にあると、足を動かさずに重心を前に移動することが出来ず、求めたい歩行が始められません。

歩行を始める前にはまず重心を後ろにして立つ必要があります。

そのため出来る限り身体を起こして、身長を測る時のようにする必要があります。

 

一歩出る前に行われる、後ろから前に移動する重心(写真①~②)を、加速し過ぎないよう緩衝する(打ち消す)ために腕は後ろに振られます。

重心が前に大きく行けば行くほど後ろへの腕振りも大きくならねば釣り合い(立っていられ)ません。

このように腕振りは重心の調整役として重要なんです(^^)

 

 

長くなったので今回はこれにて。

次回以降腕振りと体幹について掘り下げていきます。

 

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