院長の独り言

院長の独り言
110.東海インターハイ

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お盆明けの16日からインターハイに出場する契約チームに帯同してきました。

今年も選手が頑張ってくれました^^

 

ただ気になることが2つ。

 

数年前からインターハイでもB決勝というものが出来ました。

それまでは予選上位8人による決勝のみでした。

これに加え予選9~16位の選手によるB決勝も始まったのです。

 

B決勝が採用される前は決勝に残れなくても9~16位に入る種目がままありました。

しかしB決勝が行われるようになった数年前から16位に入ることが難しくなりました。

 

これが一段上に行こうとすると生じるプレッシャーなんでしょうか…。

私もトレーナー歴が長くなってきているので…

選手がプレッシャーを跳ね返せるくらいの自信を持ってもらえるケアをしたいものです。

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もう一つ気になることがあります。

高校で成長し、続ければ面白いと思う選手が引退してしまうことです。

近年私が見ているチームでこんな選手が増えています。

 

水泳選手として成長する姿を思い描けないのか、水泳をやり切った感じになってしまうのか…

はたまた水泳を嫌いになってしまったのか^^;

 

 

今年のインターハイで、個人的な奇跡が起こりました。

帰りの新幹線、指定した席の隣に20数年振りに見る知った顔が。

なんと大学水泳で知り合った他大学の選手でした!

 

彼は専門の指導者も居ない大学でしたが速かったです。

優秀な大学を卒業後は水泳とは無関係の一流企業でバリバリ働いています。

 

私は水泳は遅かったものの環境の良い体育大学でした。

下手の横好き的な感じで現在も水泳の現場に携わる仕事をしています。

 

また彼は水泳を現在も水泳を続けていて今年の日本マスターズでも活躍していました。

私の方は水泳の伸びしろに限界を感じ、ここ数年は全く泳いでいません^^;

 

全く違う人生を歩んでいますが、「水泳」をキーワードに20数年ぶり

とは思えない位話が盛り上がりました。

普段チーム帯同後の帰路は人と顔を合わせるのも億劫でただただ眠るんですが、

この日は楽しい時間を持つことが出来ました^^

 

 

また今回後輩が企画してくれた大学水泳部OB、OGの集まりも熱く楽しいものでした。

世代の違いはあれど、多感な時期に同じ場所で厳しい練習をこなした者同士

ならではの集いとなりました。

 

 

これら楽しい時間は大学水泳をしたからこそ得られたのだと思います。

青春真っただ中(笑)に「水泳」を通して繋がった仲間は、

かけがえのない人生の財産となっています。

 

水泳以外でも青春時代は得難い経験、仲間を持つことが出来るでしょう。

水泳を続けて苦しいことも挫折することもあるかもしれません。

私も挫折を経験済みです。

 

ただどんな人生を選択しても、失敗するリスクは無くなりません。

せっかく高校まで人より沢山泳いで、速くもなったのだから今後も水泳を活かせる

進路を選択したら、と思ったりします。

 

水泳を続けると良いことがある!と思わせるような強烈な成功例を身近で見てもらえるよう、

今後もトレーナー業を頑張っていきたいと思います☆

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