院長の独り言

院長の独り言
新陳代謝の素晴らしさ

私の小指骨折のレントゲン写真が入りました。

これまでの経過をレントゲン写真で見てみたいと思います。

2017.8.7.整復前側面2017.8.7.整復後側面

受傷翌日。左が整復(骨の位置を元に戻す処置)前。

写真中央の指(小指)の真ん中の骨が“く”の字に折れ曲がっているのが分かるかと思います。

 

右は整復、固定後。

透視(レントゲンのライブ仕様)しながら整復しても骨の並びはこの位にしかなりませんでした。

診察前から難しいものになりそうだとは思っていましたが、想像以上に厄介な骨折でした。

 

2017.8.14.整復前側面2017.8.14.整復後側面

受傷8日後、診察2回目時のレントゲンです。

左が来院してすぐで、前回より骨の位置関係が悪くなってしまったのが分かりました。

 

そこでまた透視をしながらの整復。

固定のやり方も変えてレントゲン撮ったのが右の写真です。

骨の並びがこれまでで一番良い形になり、希望を膨らませて病院を後にしました^^

 

しかしこの日は傷みが酷くなり、再度来院することに。

良い形で固定しようとすると指の締め付けが強くなってしまうのです。

 

前日眠れないほど痛んだため受傷9日後も病院へ。

固定の形を完全に変えると痛みはなくなっていきました。

 

2017.8.16.側面

受傷10日後。

1週間弱の出張を控え、念のため来院。

指の位置関係がベストなものとは言えないものの、現状では最善の形で固定されました。

 

2017.8.28.整復前側面2017.8.28.整復後側面

受傷22日後。この間も通院はしましたが、骨の転移が酷いため再度整復。

整復前が左、整復後は右。

固定場所も小指のみのものに変更になりました。

 

この後1週間毎に経過観察をしながら同様の固定を継続しました。

2017.9.26.側面 印つき2017.10.24.側面

受傷51日後。(写真左)この日で固定具が外れました。

この日から待ちに待った自分での治療、リハビリの開始です。

 

左の写真黄色の〇の中に薄い白いものが出てきているのが分かると思います。

ここに元々骨はなかったのですが、仮骨という新しい骨が出来てきているのです。

これにより曲がって着いてしまった弱い骨の部分を補強してくれます。

 

写真右は受傷75日後。病院ではこれにて終了と言われた日のレントゲンです。

仮骨の色が濃くなってきているのが分かると思います。

 

仮骨のせいで指が太くなってしまったのですが、そのくらいは仕方のないことです。

ただ時間の経過と共にまだ変化をしていきます。

治療もそこを後押しします。

 

 

人間には新陳代謝という機能があり、身体の中の細胞は常に作り替えられていきます。

これは骨細胞も同様です。

そしてこの新陳代謝のお蔭で曲がって着いた骨も徐々に真っ直ぐに、

弱くなってしまったものは補強されるのです。

 

身体の素晴らしさですね!

 

長くなっしまいました。

次回、現状やこの骨折についてまとめてみたいと思います。

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